手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

メルサワ

2020-06-28 | 建材
フタバガキ科。

別名はパロサピス(フィリピン)、アニソプテラ(ニューギニア)、ベンベン(ベトナム)、プジック(カンボジア)

分布はバングラデシュ~ニューギニア~ルイシェード諸島。

追柾目の画像・・・



奇麗な木目をしている。

全体に淡い黄色~淡い黄褐色の地に桃色の縞を持ち、
時間の経過とともに褐色に変化する。

木理は交錯し、
肌目もやや粗い。

やや重硬だが、
加工性は比較的良い。

接着性・表面の仕上がりも良好。

虫害に弱いので注意したい。

耐朽性は小。

用途は床材、敷居、階段材、造作材、家具、合板など。

メラワン

2020-06-27 | 建材
フタバガキ科・・メラワンは、
フタバガキ科の比較的軽軟な複数樹種の総称。

別名はマンガチャプイ(フィリピン)、ガギール(サバ)、ギアム(マラヤ、サバ、サラワタ)、コキ(カンボジア)

板目の画像



分布はフィリピン、ボルネオ、インドネシア、マレーシア、タイ、ミャンマー。

辺材は淡い黄褐色。

心材は緑色を帯びた黄褐色。

辺心材の境界は明瞭。

木理はやや交錯し、
肌目もやや粗いが、
時に柾目板にリボン杢が現れる。

やや重硬で、
加工性は中程度だが、
独特の光沢を有しており、
仕上げ面は良好。

耐朽性は中程度。

用途は構造材、敷居、家具、合板など。


カプール・・これも馴染みない。

2020-06-21 | 建材
フタバガキ科で別名カポール。



分布はマラヤ、スマトラ、ボルネオなど。

辺材は桃色を帯びた淡い黄褐色。

心材は淡い赤褐色~濃い赤褐色。

木理はやや通直。

肌目はやや粗いが、
樟脳に似た芳香を持つ。

やや重硬で強度に優れるが、
シリカを含むうえ、
反りが生じやすく、
表面も毛羽立ちやすい。

乾燥・加工性に難がある。

耐朽性大。

用途は床材、敷居、造作材、家具、合板など。

クルイン・・別名の方が馴染みか?

2020-06-20 | 建材
フタバガキ科で、
別名アトピン(フィリピン)、ヤン(タイ)。・・・アトピンを聞くだろう。

まず画像から



分布はフィリピン、スマトラ、ボルネオ、インドシナなど。

辺材は淡い黄白色で、
時にやや赤みを帯びる。

心材は灰赤褐色~赤褐色を呈し、
時間の経過とともに濃色となる。

木理は通直~交錯と幅があり、
肌目は粗~やや粗。

乾燥が遅く、
シリカを含むため、
加工性にやや難があるが、
強度はかなり高い。

耐朽性は中程度。

用途は構造材、羽目板、床板、合板など。

レッドラワン

2020-06-14 | 建材
フタバガキ科・・

ラワン類(一定の樹種の総称)のうち、
色調が濃色で比較的重厚なものをレッドラワン、
淡色で比較的軽軟なものをホワイトラワンと呼ぶ。

別名フィリピンマホガニー。

柾目の画像を・・・



フタバガキ科の木目は、
どれも同じ・・・?

分布は主にフィリピンのルソン・レイテ・ネグロス・ミンダナオ島。

辺材は黄白色、
心材は桃色~桃褐色で、
辺心材の境界は明瞭。

材組織は均一で光沢に富むが、
木理は交錯し、
肌目も粗く、
大きな気孔が見られる。

加工は容易だが、
乾燥時に狂いが出やすい。

耐朽性は中程度。

用途は造作材、装飾材、建具、家具、合板など。

マホガニーの代替材。

レッドメランチ・・・黄色から赤へ

2020-06-13 | 建材
フタバガキ科・・別名レッドラワン、ホワイトラワン、フィリピンマホガニー。

分布はフィリピン、マラヤ、スマトラ、ボルネオ、タイなど

柾目の画像を・・


確かに赤い!
その上、白が目立つので、
レッドラワンと呼んだり、
ホワイトラワンと呼ぶのか・・・?

心材は淡い桃褐色〜濃い赤褐色で、
材によって色調の差が大きい。

辺材は淡い黄色〜黄白色で、
辺心材の境い目はやや明瞭。

木理は交錯し、
肌目も粗いが、
光沢があり、
柾目面にリボン杢が現われる。

乾燥・加工性が良く、
接着性も良好。

耐朽性は中程度。

用途は、造作材、建具、家具、合板、箱材など。


イエローメランチ

2020-06-07 | 建材
フタバガキ科・・
別名イエローセラヤ、セランガンクニン、メランチクニン、イエローラワン(フィリピン)。

板目の画像を・・・


産地はフィリピン、マラヤ、スマトラ、ボルネオ、タイなど。

辺材は緑色を帯びた淡い黄色。

心材は淡い黄白色で、
材によって色調に濃淡がある。

木理は交錯し、
肌目もやや粗い。

乾燥は遅いが狂いが少なく、
加工性も比較的良い。

接着性・表面の仕上がりも良好だが、
釘打ちで割れやすい。

耐朽性は小~中程度。

用途は床材、造作材、建具、家具、合板など。


ホワイトセレヤ

2020-06-06 | 建材
ホワイトセレヤは、
マレーシア(サバ州)で使用されている、
一定の樹種の総称。

別名バクチカン(フィリピン)

産地はフィリピン、インドネシア、マラヤ、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーなど。

板目の画像から・・


全体に淡い桃色~淡い桃褐色を呈しており、
辺心材の境界は不明瞭。

木理は交錯し、
肌目もやや粗い。

乾燥・加工性が良く、
接着性・表面の仕上がりも良好。

釘打ちで割れやすいので、
注意が必要。

耐朽性は小~中程度。

用途は板材、建具、家具、合板など。