かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

各務原市立稲葉東小学校校門(岐阜県各務原市)

2013-04-07 | まちかどの20世紀遺産

各務原市立稲葉東小学校の沿革を公式HPで調べてみると、創立は明治6年までさかのぼり、その後尋常小学校、国民学校などを経て、昭和38年各務原市誕生時に現在の校名になりました。
広い敷地の東側には昭和40年代に建てられたちょっと古めのRC造の校舎と、その西側には増築された新しい校舎が並んで建っていますが、校庭の南側には戦前のものと思われるかなり古い校門が現在も残されています。
校門の竣工年は不明ですが、昭和14年当時新校舎が落成しているので、校門もその当時に一緒に造られた可能性が高いと思われます。
校門は大小4本セットの脇門のある立派なもので、現在は当時の門扉の代わりに、レールの上を移動するスライド式の門扉が新設されています。

◆各務原市立稲葉東小学校校門/岐阜県各務原市前渡西町
 竣工:不明(昭和14年頃?)
 撮影:2012/08/05


■門柱のデザインはいたってシンプルですが、柱頭に施された幾何学模様の装飾が戦前の昭和モダンな雰囲気を現在に伝えてくれます 

 



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