かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

一宮建築散歩(6)~洋風ファサード商店編/その2

2013-02-19 | まち歩き

木造瓦葺きの日本家屋に、通りに面した外壁だけをモルタル塗りの洋風にする「洋風ファサード商店」は、戦前~昭和40年代頃まで全国で盛んに建てられました。
本格的な鉄筋コンクリート造りは無理でも、モダンな洋風外観の商店をお手軽に建てたい個人商店にとって、「ファサードだけ洋風商店」はまさにうってつけだったわけです。
繊維の街として栄えた一宮も、本町通り商店街を中心に多くの洋風ファサード商店が現在も残っていますが、時代の流れとともに廃業し空き家になっている商店も目立ちます。





■典型的な洋風ファサード商店~裏から見ると、ファサードはぺらぺらの壁一枚、まさに映画のセットです(本町1丁目)




■角に建つ商店はコーナー部分を中心に洋風のファサードで覆うのが特徴(松降1丁目)



(大江3丁目)



(大江4丁目)



(新生2丁目)



(本町4丁目)



(本町4丁目)



(本町4丁目)



(本町4丁目)



(撮影:2013/02/03/本町通8丁目)