かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

木曽川町~今伊勢町界隈の琺瑯看板(愛知県一宮市)

2013-02-03 | まち歩き

10年ほど前から、街角の琺瑯看板を写真に残そうとカメラに収めてきましたが、最近めっきり見かけることが少なくなりました。
以前に見かけた場所も、琺瑯看板だけ外されていたり、建物自体が取り壊されていたりして、どんどん街角から姿を消しています。
最近の昭和30年代レトロブームで、琺瑯看板の人気と価値が上がり、状態の良い人気のある看板は、かなり高値で取引されているようで、その影響も琺瑯看板激減の原因の一つなのかもしれません。
今回散策した岐阜街道周辺の木曽川町~今伊勢町界隈でも琺瑯看板はほとんど残っていませんでした。


■名鉄名古屋本線沿い(黒田~新木曽川間)で見つけたコカコーラの琺瑯看板。
円形の看板は今でもよく見かけますが、横長のこのタイプは珍しく、昭和40年代頃のものと思われます。



■唯一旧街道沿いで見つけた「防火井戸」の琺瑯看板。上の「あぶらや化粧品店」の看板も味わい深いです。


■石刀神社前の通りにある臼屋酒店(金銀花酒造)の琺瑯看板
年代物の蔵や工場が今も使われており、金銀花酒造は戦前からの老舗の造り酒屋のようです(今伊勢町)





■コカコーラ関連の看板と販促グッズが所狭しと展示してあります


■永ちゃんのポスターは、コカコーラのCMソング「時間よとまれ」(1978年)の頃のものでしょうか?

(撮影:2013/01/20)