お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

コナコピア

2007-11-05 23:24:17 | 実験室
あっという間に11月になってしまいましたね。

今日は、10月末に作ったアレンジメントをご紹介します。
コナコピア(cornucopia)という入れ物に秋の実りを装飾した
サンクスギビングの季節(アメリカでは11月第3木曜日
ターキーに詰め物をしたお料理とかが有名ですね)のアレンジメントです。

教えてくださったのは、
現在米・ニュージャージーにお住まいの素敵なお姉さま。
知り合いの知り合いという形で出会った方ですが、
ここ4年くらい帰国する度に教わっています。
教わっている・・・と、いうより
拙く差した花々を盛大にゴージャスに直していただく
といった方が正しい言い方です。

ところで、コナコピアというのは、角の様な形の入れ物の名前ですが、
もともとは、ギリシャ神話の「豊饒の角」
(幼時のZeus神に授乳したと伝えられるやぎの角)
から由来しています。
この豊饒の角に花や果物、穀物など秋の実りを象徴するものを装飾して
秋の稔りを祝うThanks giving dayを祝うというわけですね。


横から見ると形がよく分かりますね。

とっても、インパクトのある入れ物で、素敵です。
軽いけれど、とってもがさばるので
トランク一杯に詰め込んで来てくださったとのこと。
全く、恐縮です。

こちらのアレンジは、先生から私へのプレゼントです。

お花は、この日の朝、先生のお宅から家へ来る途中、飛び込みで入ったお花やさんで
先生が5分くらいで選んできたお花達です。
みんなの前で、お話をまじえ、ささっと、
7,8分で作ってくださいました。
ほ~んと、あっという間で、びっくりのパフォーマンス!でした。

右半分をメインにして、麦の穂とかカボチャなど実をつけると
コナコピアに飾れます。
最後は、左半分にもお花を足して、これだけでも
飾れるようにつくってくださいました。


やはり、生花でアレンジメントをするのも出来ないのに、
年に1度ほど作ると言うのは、いかに無謀か、
いかに先生が大変かを実感じました。

先生、これに懲りずにまたおしえてくださいね~。
(毎回、懲りているようですが、最後は
 「みんなが楽しんでくれたなら、いいわ」
 と言う言葉に甘えてます。)

終わった後は、色々なお話に盛り上がり、
特に、アレンジの先生のすぱっとしたもの言いに
一同感銘をうけました。

お昼は、やっぱり、はらこ飯。
あまりに、おなかな空いていて、
写真をとるのをわすれてました~。

デザートだけは前撮りしておきました。
マロンケーキ。

エンゼル型で作ったスポンジにデコレーションしました。

楽しく、有意義な一時でした。