大雨注意報が川崎、横浜に出ている。
雷も遠くから聞こえている。少し窓のそとの雨を見ていた。
この雷の音は夏がもうすぐそばに来ているサイン。深く息をして、雨の香りを胸のなかにとり込んだ。
この雨、悪くない。好きだなって思った。
昨夜は週末飲みすぎたから、お酒は休刊日にしようと思っていた。それでも、知人から、「帰ったら、一杯やるでしょ。とりたての枝豆があるから、美味しいから少し持っていきなさい」「あっ、そうですか。ありがとうございます」そう言ってもらった。
そして、休刊日にはならず、枝豆と焼酎を楽しんだ。気持ち焼酎はいつもよりも少なめにした。
休刊日は今日にしよう。
また、この気持ちも夜には変わるかも知れないし、変わらないかも知れない。そんなところがある。それはそれでいいとも思っている。
紀元一世紀のギリシアの哲学者{奴隷であったが解放され、ローマで哲学を教えた}ストア派の学者エピクテートスの言葉。
「人はものごとによって混乱させられるのではなく、その受け取り方によって混乱するのである」
ほんとうにそうである。
その受け取り方は一人ひとり違う。昨日、書いたように抱えきれないものの下ろし方も一人ひとり違う。
自己がどうあるかを知っていく、気付いていくことが救いになり、そこには、また誰かの愛が必要である。
あなたが柔らかくあたたかく心があれるように。