ライブが八月十三日に決まったので、そろそろ、うたを少しずつうたっていこうと思っている。
そう心掛けないとすぐにこの暑さにやられ、ビールを楽しんでしまう。飲んだら、なかなかギターを弾く気にもならなくなってしまう。
新しいうたも、また今回のライブまでは作り上げたいと思っている。
いいうたが出来るのか、それもその瞬間まで分からない。耐えられるぎりぎりのところまで頭をしぼり、そのメロディーに歌詞を当てていく。
手紙を書くように、うたを書き上げていく。
何も浮かばないときは、そのまま、そっとしておく。
うまく言葉が見つかれば喜びに、うまく言葉が見つからなければ苦痛に、そのどちらも必要であって、うたがいい具合に出来上がっていけば何より。
現在の等身大のうたを。
そう思えば、うたの作り方や、その姿勢もだんだんと変わってきたと感じる。簡単に作り上げることが出来なくなったのも、その意味はあるだろう。
しかし、ふと短い時間で出来上がったりもする。
そのタイミングは不思議なものだ。自分ひとりで作っているはずだが、そうではないのかもしれないと思えたりもする。
さてさて、この暑さに負けず、うたっていこう。
愛のうたを。