海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海は9000ヶ所のPCR検査場を設置

2022-05-21 | 写真日記

自宅の敷地内検査場で

 

地下鉄の一部が運行再開するらしい。また、上海市内に9000ヶ所のPCR検査場を設置という情報が入ってきた。これは、公衆トイレより多い数。私の勝手な推測だが、これはロックダウン解除に向けての準備だろうな。つまり個人のスマホには、個人の健康QRコードが紐付けされているので、定期的にPCR検査を受けさせるという事。例えば、2日に一度検査を受けないと、健康QRコードが黄色になり行動が制限されるようなシステムだろう。まぁ、とりあえずロックダウンが解除されるのであれば何でも良い。私が住む小区は、朝の7時半までにセルフ抗原検査を実施し午後にPCR検査を受ける生活が続いているが、16日に一人感染者が出たのでしばらくはロックダウン解除にならない。でも、今月末で大きく何かが変わりそうなので、それに期待するしかない。

 

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地方から来た新婚カップル

2022-05-19 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

北外灘で

 

ロックダウン中なので過去の画像から

あきらかに上海人の若いカップルではない純朴な二人。おそらく地方から上海に来た新婚カップルだろう。長年上海に住んでいると、地方から来た人か上海人かすぐに判別出来る。それは、髪型やファッションや顔で判別がつくのだ。

中国は年齢にかかわらず手をつないだり腕を組んで歩く人達は、とても多い。特に老夫婦が、お互いを労るように腕を組んだり手をつないで歩く姿は見ていて微笑ましい。ただ、そのほとんどは女性が男性をリードしている場合がほとんどだけどね。

 

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集合住宅敷地内で感染者が一人

2022-05-17 | 写真日記

PCR検査実施日はアパート内の階段やドアや路面も常に消毒

 

 暑い日の防護服着用は相当厳しく同情せざるをえない

 

次は私の番で鼻腔と口腔の両方からサンプル採取 そしてセルフ抗原検査は朝一で済ませるのが日課

 

私のPCR検査履歴は健康QRコードアプリで検査当日中に結果が届く(阴性→陰性 阳性→陽性)

 

ありがたい事に15日に長寧区から冷凍の手羽元と牛肉500gと魚の冷凍が届いた

 

15日に続き16日にも生鮮食材が届いた 海底鍋の元が入っていたので鍋を楽しめって事のようだ

 

一昨日の15日に私が住む集合住宅123棟内で、新型コロナウイルス陽性者(おそらく無症状)が一人見つかった。ロックダウン開始から45日目の事だが、ここまで厳重に管理しても新型コロナウイルスが撲滅出来ないという事がよくわかる。そして、近所の集合住宅でも感染者が二人出たようで、この夫婦は最近禁止された団購(団体購入)の利用者だった。この棟に住む人達31人は、濃厚接触者扱いになる。

宅配や配給の箱は、すべて消毒液がかけられていて、野菜などにも消毒液がかけられている。これは、届いた野菜を洗う時に少し滑りを感じるのでおそらく間違いない。現地の中国人曰く調理前によく洗うべきとの事。届いた食料の箱は中身を取り出したら即廃棄し、食料が入った袋や野菜はよく洗って自衛するしかない。

この感染者が出た棟が今後どうなるのかわからないが、ニュースやチャットの情報だと、世帯全員の部屋内を消毒し冷蔵庫の中身を全部廃棄されられるそうだ。そして、隔離施設に移動させられるとも言われている。これだけは、是が非でも避けたい。

☆ずっと週一度の食材配給だったが、ここ最近は食材の配給ペースが短くなった。昨日のニュースだと、6月には夜明けが見えそう。とりあえず私の場合はビザを更新し、日本に一時帰国できればそれでヨシ。帰国したら、食べ過ぎると体に悪い料理と旨い酒を浴びたーい。

☆上海ロックダウン解除が来月中と報道されたので、新幹線の上海虹橋駅は、一時的に故郷に戻る人が群がっているとの事。そして、料金は正規料金+数百元と言われていた。

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日本に戻ったら大阪に行きたい

2022-05-15 | 写真日記

国際劇場

 

新世界東映

 

ロックダウン中なので過去の画像から

日本に帰国したら行きたい場所がすでに決まっている。それは、息苦しさを感じない大阪だ。大阪の藤田美術館がリニューアルオープンしたとのニュースが、上海の美術評論家の老師からWeChatに情報が届いた。このブログにリンクしておくが、藤田美術館は中国の美術関係者が相当注目している美術館だという事がよくわかる。それは、中国で修行した日本人の禅僧が日本に持ち帰った天目茶碗のホンモノ(南宋王朝八尾天母茶碗)があるのも理由だが、他の中国で作られた展示品も相当多いので、中国人にとっての藤田美術館は宝の山のような存在なのだ。老師からコロナが終息したら京都・大阪・奈良へ一緒に行こうと2年前から約束しているが、今回は私だけ一足先に藤田美術館へ行ってみようと思っているのだ。

この中国で紹介されている藤田美術館のサイト(中国語)→コレ。このサイトで藤田美術館の事が相当詳しく紹介されている。

☆ここ毎日セルフ抗原検査+PCR検査のW検査が続いていて、昨日はセルフ抗原検査と咽頭と鼻腔の両方からサンプルを取りPCR検査。こんな事は初めてなので、そろそろ夜明けが近づいたような雰囲気。

 

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上海のロックダウンを支えているのは居民委員とボランティア

2022-05-13 | 写真日記

居民委員とボランティアが活躍

 

各家庭は棟の一階で受け取る

 

5月11日は洗剤やシャンプーと牛乳1ダースが長寧区から

 

長寧区からの食料配給は、週に一度くらいのペース。そして、時々イレギュラーで他の物が届く。11日は、牛乳100mlが12パックと洗剤やシャンプーなどが届いた。洗濯用洗剤が残り少なくなっていたのでとても助かる。

 

12世帯のグループチャット

 

集合住宅内でのPCR検査や食料の配送は、居民委員(日本の町内会)とボランティアと他省からの応援部隊も含む医療関係者で、何事もスムーズに運んでいる。私が住む集合住宅は123棟あり一棟12世帯が住むアパートにはリーダーが一人いて、グループチャットを通じて一斉に連絡が来るので連絡漏れはない。前日の夜11時頃に、明日の検査方法がチャットに届き、団購(団体購入)可能な食料のQRコードが普通に届いている。私が今住んでいる住宅は老人率がとても高いが、ほとんど全員がスマホを使いこなしているのが日本と大きな違いだ。個人でスマホを使用してない一部の老人やケアが必要な人達にはPCR検査時に別枠が設けられていているのが、これはごく少数だ。

日本では今回のようなロックダウンはないと思うが、災害時や有事の際にグループチャットを利用するのは今後ありだと思う。これは通信インフラが地震などで遮断されたら使えない事もあるが、緊急連絡の一つの選択肢として。村や町単位で今から使えるようにしておいた方がイイね。日本は先進国の中でも、アプリソフト開発後進国なので、今から開発しテスト期間を長めに設けた方がイイね。

☆こちらから日本のニュースを観ていると、現実に起きているには間違いない報道だが、上海市全域で同じ事が起きている訳ではない。私が住む集合住宅では、今もネットでの食料の調達は問題ない。これは、上海の中心部ほど厳しく中心部から外れた場所ほど規制が緩いように感じる。

☆本日の画像の中に動画の記録係が写っているが、これは普段ありえない事だけどね。ボランティアの数が多過ぎるのも気になるけど。

☆11日と12日は、二日続けてPCR検査とセルフ抗原検査 

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