海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海は以前より厳重になった新型コロナ対策

2022-05-02 | 写真日記

防護服の上に着ているレインコートや足元も消毒液を噴霧

 

アパート棟内の消毒部隊

 

検査を受ける時も立ったままで

 

1週間ほど前に、防護服を着たスタッフがアパートの敷地内で植物の葉をサンプルとして採取していたのを見た。その後、消毒部隊が増員されてアパートの敷地内や棟の階段や各部屋のドアまで塩素系消毒液で消毒が始まった。また、以前はPCR検査時に住民は椅子に座って受けていたが、これも椅子が無くなって10日以上が経過。そして、宅配の食材が入った箱やビニール袋にも定期的に消毒液がかけられているのを見た。一ヶ月以上ロックダウンが続いて今の上海は感染者が減ってきているが、感染ルートが特定できないので徹底した消毒作戦に出たようだ。

私達もそうだが、地方から来ている応援の検査員やボランティアも毎日大変な思いをしていると思うと、彼らにも同情せざるをえない。日本のニュースは上海しか取り上げてないが、他都市も同じようにロックダウンしている都市も多いし、北京も上海でコロナが拡大した前に似ているのでちょっと心配。中国以外はウィズコロナ政策をとっているので、人々が自由に行動しているニュースを観て羨ましいなと思いつつ、じっと我慢の毎日。

☆南門の宅配ゲートから荷物を取りに来いと電話があった。私が取りに行っても良いかと聞くと、問題ないとの事。外に出ると10人以上の人が散歩していたが、すぐに家に戻れとメガホン片手に警備員が警告。荷物は、映像監督のナミから届いた缶詰で本当にありがたい。色々な中国人に聞いてみると、政府からの食料配給が十分保障されている区域と、今もほとんど届いてない場所もあるそうだ。

 

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