海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

秋元机展をYUGENギャラリーで

2023-07-08 | 写真日記

抽象と具象と社長 秋元机

 

友人の秋元机展に行ってきたけど、もうすでに6日で展示終了。彼と最後に会ったのは、コロナ前に上海で会ったのが最後なので5年以上前の事。海外のアートフェアー(特にアジア)では、招待作家として展示経験があるが、個展を観たのは初めてかな。

今までと大きく作風が変わったのは、作品サイズが大きくなったのと一部作品でコラージュが消えた事で、今回の「抽象と具象と社長」展は、また第一歩を踏み出した最初の個展という事になる。でも、誰が描いたかひとめでわかる作風は、今後も変わる事はないだろうし、おそらく変えられないだろう。そして、そうであってほしい。

彼の出発点が文学だったので、絵を学んでこなかったのが逆に良いのかも知れない。例えが正しいかどうか別にして、私の好きな画家"アンリ・ルソー"と"ニコ・ピロスマニ"に通じるものがある。もっとわかりやすく言うと、ヘタウマの世界ね。ピカソがルソーやピロスマニを生涯讃えたのは、自分には描けないからだと言っていたのを思い出す。

☆YUGEN Galleryは新しいギャラリーのようで、開館時間が14時から19時までなので、会社帰りに立ち寄る事も出来るのが良い。外国人の好きな渋谷駅から近いので、英語で発信すれば来場者もきっと増えると思う。

 

コメント (2)
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