海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

溝の口駅陸橋の上

2023-07-12 | 写真日記

溝の口駅

 

川崎市溝の口駅の陸橋の上で、1時間ほどウォッチング。この日は日曜日で、風が少し強くとても過ごしやすい日だった。この駅周辺にどんな人が集まっているか1時間ほど見ていると、世間の縮図が見えてくる。この日は、宗教の勧誘の集団、猫の里親探しの会、これから待ち合わせて呑みに行く人達や買物客などがほとんどだが、都内ほど人が多くないのが良い。

東京と比べて川崎市が良いのは、都内にはない駅周辺に喫煙所が3ヶ所もあり、タバコ税をちゃんと喫煙者に還元している事。また、東京中心部は表面的にクリーンで潔癖な街作りをしているのでドアを閉めていて息苦しいが、川崎市はそれに隙間を開けているので息苦しさを感じないのだ。つまり、ちょっとゆるい人間味のある市でもある。もうすでに、東京へ行かなければならない用事は激減したし、地下鉄を使えば意外と短時間で都心に行けるので、今は川崎市がとても気にいっている。

☆この陸橋の上では、お金に困っている人にタバコを分けてあげて話をしたり、お茶を渡して一緒に飲んでいる人もいた。また、パキスタン系(おそらく)のオッサンと日本人のオッサンが日本語で会話していたりで、溝の口駅の陸橋の上は他人に優しい面白い場所。

 

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