海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

世界的に気象が狂ってるね

2023-07-16 | 写真日記

犬蔵の公園で

 

関東もゲロ暑の日が続いている。毎週のように何処かで、線上降水帯の影響で水害が発生している日本。被害にあった人達の報道を見ていると、「今までこんな事はなかった」という答えが必ず返ってくる。でも、今は世界中異常気象。

私が2回ほど行った事がある広東省潮州市は、春から秋にかけて雨季。私が初めて潮州に行ったのは茶葉の収穫時の4月末で、宿に着いた日にお茶の先生に連れられて買った物は長靴だった。この潮州は雨の多い街で台風の通り道でもあり、市民は水害に慣れているのだ。家の出入り口には、必ず取り外し可能な高さ30cmほどの木製の板が標準装備されているので、人はそれをまたいで家に入る事になる。

私がこの潮州に、茶の仕事で行ったのは2016年だった。その前年は、300年ぶりの大雪で並木の多くが枯れたそうだ。普段は雪なんて降らない亜熱帯の潮州で大雪という事は、300年前も異常気象だったのかも知れないね。

☆2016年潮州の鳳凰単叢茶の仕事ブログは→コレコレ

 

コメント
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