みやこ旅１６７ 岡寺６ 治田神社

岡寺の参拝を終え山を下ろうとすると
白壁に書かれた大きな文字が見えます。
治田神社（はるたじんじゃ）です。

岡寺の創建伽藍はこの地にあったと記されています。
後に、応神天皇を奉祀して
八幡宮となり今日に至るとのことでした。
それにしても、
白壁に直接名を記した神社は初めて見ました。
山を下ります。

みやこ旅１６６ 岡寺５ 三重宝塔

境内の坂をさらに登っていくと三重宝塔に辿りつきます。

ここからは飛鳥の里が一望できます。

このような小山に囲まれた小さな土地に
日本の古代王朝があったとういうことが
不思議な気がします。
もうひとつ不思議なことがあります。
厄年は、男女共６１歳を最後になくなると思っていましたが、
日本最初の厄除け霊場である岡寺では、
還暦を過ぎても
男は、７２歳と８５歳
女は、６３歳
が厄年とされているのです。
となると・・・
厄払いにまた来なければなりませんね。

みやこ旅１６５ 岡寺４ 奥院石窟

稲荷社の脇に洞穴があります。
のぞいてみると・・・

思わず参拝です。

みやこ旅１６４ 岡寺３ 稲荷社

龍蓋池の脇の道を登って行くと鳥居が見えてきます。
稲荷社です。

本地垂迹の名残でしょうか。
この説によると
大日如来（だいにちにょらい）と天照大神（あまてらすおおみかみ）は
一体でしたが、
お稲荷様がどの仏様に相当するのか分かりませんが、
とりあえず参拝します。

みやこ旅１６３ 岡寺２ 龍蓋池

本堂の斜め前に龍蓋池があります。

この寺の近くに農地を荒らす悪龍がいたため
義淵僧正がその悪龍を法力によって小池に封じ込め
大石で蓋をしました。
そのがこの龍蓋池です。
この伝説が「厄を取り除く」信仰に発展して
日本最初の厄除け霊場になったということです。
大昔は日本のあちらこちらに龍が住んでいたのですが、
このように封印されていったようです。
ところが、
地球温暖化のせいでこれらの龍に復活の兆しが
あるようです。

みやこ旅１６２ 岡寺１ 本堂

みやこ旅２日目は、飛鳥の里を巡ります。
橿原神宮前から「かめバス」に乗車して岡戎前で降ります。
ここから延々坂道を登ると・・・
日本最初の厄除け霊場「岡寺」です。

このお寺の本尊は、如意輪観音像です。
日本最大かつ最古の塑像です。
弘法大師空海が、
印度・中国・日本の三國の土で造ったとされています。
堂内で拝観するとその大きさに圧倒されます。
確かに、
衆生の願いをことごとくかなえてくれそうです。

円相

円相　天然　の色紙です。

大徳寺５１５世管長
藤井誡堂禅師の筆です。
来年の天然忌には、一炊庵にこの色紙を掛けよう。

淡紅釉茶碗

淡紅釉茶碗です。

内田邦夫の作です。
この素っ気ない感じが好きです。
白釉茶碗もあります。

これで茶友と茶を喫する日は
いつ頃でしょうか？

入り回し

発表会も終わりほっとしたところで
「土蜘蛛」の後半のお稽古です。

「我が大君の國なれば
何處か鬼の宿りなる」の
「入り回し」は
このように謡う
という説明をいただきました。
繰り返しお稽古します！

2021路辺ガーデン５６ 伊呂波紅葉

路辺ガーデンの伊呂波紅葉が色づきました。

もうじき冬至だというのに
遅すぎる秋です。
山路ガーデンも紅葉で終わり
路辺ガーデンも紅葉で終わります。
とはいえ
椿の蕾が膨らんできました。