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みやこ旅 23 十松屋福井

2017年01月27日 | 一見記
いよいよ十松屋福井です。

仕舞を始めて練習用の扇は持っているのですが,
本当の扇が欲しくてここまでやって来た訳です。
ビルの2階なので、階段を上がって中に入ると
こじんまりしたお店です。

わたしは、「負け修羅」の扇が欲しくて京都までやってきたのです。
ネットでも入手可能なのですがそれじゃ味気ないですよね。
「負け修羅」は、

最上段の真ん中の扇です。
平氏の公達が主人公の時に使うものです。
源氏が主人公のときは、「勝ち修羅」になります。
私は、観世流ですが、
「流派によって扇の何処が違うのですか?」とお店の人に聞いたら
それぞれの流派の扇を見せてくれて、詳しく説明してくれました。
とても勉強になりました。大満足!
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