山へ行ってきました。
夏の喧噪を避けて、静かな山へ・・・というカッコいいものではなく、仕事や天候や地域の行事や体調や、諸々の条件がやっとそろったというわけです。ふ~
八ヶ岳へ行ってきました。
かわいい名前の山小屋がいっぱいあって、池や湿地が点在していて、苔むすしらびその樹林帯。行ってみたいなぁ~と思っていました。
けれども、一歩足を踏み入れればそこは2500m前後の山々がそびえ立つ連峰、ゆめゆめ油断はなりませぬ。
今回はオーレン小屋を拠点に、1日目は北を向いて2日目は南を向いて歩いてきました。
家を朝5時に出て、桜平の駐車場に9時半頃着きました。駐車場はすでにというかまだというかとにかく満杯で、林道のかなり下がったところに止めました。
思い思いの場所に苦心して止めた車を見ながら歩いていくと本当の駐車場に着いて、さあここから本格的に歩くんだ!と思って歩き出すと、やっぱり林道で、小屋の車が普通に走っているのでした。

駐車場の案内図。
やっと林道が終わったと思ったら、ひとつめの小屋、夏沢鉱泉に着きました。駐車場から30分ほどです。鉱泉というぐらいでかすかに硫黄のにおいがあたりに漂い、お風呂に入れます。

夏沢鉱泉。お客さんは車で来てもいいのかしら?

わ~槍が見えます。夏沢鉱泉前から。
夏沢鉱泉を過ぎると、やっと山道らしくなってきました。しかしとても体が重い・・・林道も結構傾斜があったし、朝だしな~
ずっと渓流沿いに歩いていきます。道の両側やっぱり苔が多い。というか苔だらけ。
花は・・・あんまり無いです。なんか見たような葉っぱがありますが、名前はわかりません。

唯一の花。

苔の中の赤がきれい。

めずらしい白い実。

ふかふか~

きのこも。

そんな中を歩いているうちに到着です。オーレン小屋
受付を済ませて、途中で買ってきた笹の葉のお寿司でお昼にし、荷物は小屋に預かってもらい身軽に出発です。小屋の裏側に登り口があります。

わ~ここはお花畑なんですね。立ち入りを許されている彼らにも会ってみたいものです。

しらびその樹林帯の中を歩きます。

これが縞枯れ、ですか?

分岐に出た、と思ったら箕冠山(みかむりやま)でした。一つ目のピーク。

箕冠山を過ぎると急に目の前が開けて、根石山荘、根石岳、天狗がどーん。
俄然元気が出てきて、足取りも軽くなります。

たらたらっと下って、登り返すと岩場になり根石岳山頂です。
本当は今日の予定はここまでだったのです。
無理はしない、欲張らない、が今回の山歩きの合い言葉。
しかし、しかし・・・天狗が、天狗が近いぃ・・手を伸ばせば届く・・・
時間的には余裕はあるし、体力も大丈夫? という前に足を踏み出している私。
いいのか、こんな簡単に予定変更して、、、いいやん。

おいで、と手招く天狗岳。

白いざらざらの砂地から岩場になり、傾斜も出てきました。

頂上は思ったより狭くて、皆さん立ったまま写真を撮ったり、360度の展望を楽しんでいます。いつまで見ていても見飽きず、立ち去りがたいのは皆さんも同じと見えて、誰も動こうとしません。

西天狗。

根石方面と硫黄岳。
立ち去りがたい気持ちを振り切り、さすがに西天狗には向かわず、来た道を戻ります。
途中、根石山荘に立ち寄り、コーヒーと甘酒で休憩しました。コーヒーはドリップで甘酒は糀の甘酒でとってもおいしかった。この山荘はこぢんまりしていて、切り盛りしている若い人たちも感じよかったです。
ストーブが焚かれているのはびっくりしました。
宿泊客もぼちぼち到着してこられ、私たちもあわてて帰ることにしました。
オーレン小屋に到着すると、ちょうど4時。夕食は5時半から、いい時間に帰ってこられました。その前に・・・お風呂に入りま~す。
そうです、この小屋にはお風呂があるのです。1日山を歩いて夕方、汗を流せる、なんて幸せなんでしょう。(ただしシャンプー、石けん類は使用できません)

4、5人は入れる檜風呂。

夕食は、名物の桜鍋。ちょっと濃いめの味付けでした。この他に天ぷら、小鉢が二皿、そば、水まんじゅうのデザート等。満腹になりました。
この小屋は予約が原則で、予約順に個室にも泊まれますが大部屋でも、ひとり畳一畳は確保してもらえるので、詰め込まれるということはありません。
この日はほぼ満室のようでしたが、ゆったり布団で寝ることができました。
まだ消灯9時前ですが、早く寝たもの勝ち、お休みなさい。
9月21日(土)晴れ
自宅(AM5時)~桜平(9:30)~オーレン小屋(11:30)昼食
オーレン小屋(12:40)~箕冠山2580m~根石岳2603m~東天狗岳2640m~オーレン小屋(4:00)
夏の喧噪を避けて、静かな山へ・・・というカッコいいものではなく、仕事や天候や地域の行事や体調や、諸々の条件がやっとそろったというわけです。ふ~
八ヶ岳へ行ってきました。
かわいい名前の山小屋がいっぱいあって、池や湿地が点在していて、苔むすしらびその樹林帯。行ってみたいなぁ~と思っていました。
けれども、一歩足を踏み入れればそこは2500m前後の山々がそびえ立つ連峰、ゆめゆめ油断はなりませぬ。
今回はオーレン小屋を拠点に、1日目は北を向いて2日目は南を向いて歩いてきました。
家を朝5時に出て、桜平の駐車場に9時半頃着きました。駐車場はすでにというかまだというかとにかく満杯で、林道のかなり下がったところに止めました。
思い思いの場所に苦心して止めた車を見ながら歩いていくと本当の駐車場に着いて、さあここから本格的に歩くんだ!と思って歩き出すと、やっぱり林道で、小屋の車が普通に走っているのでした。

駐車場の案内図。
やっと林道が終わったと思ったら、ひとつめの小屋、夏沢鉱泉に着きました。駐車場から30分ほどです。鉱泉というぐらいでかすかに硫黄のにおいがあたりに漂い、お風呂に入れます。

夏沢鉱泉。お客さんは車で来てもいいのかしら?

わ~槍が見えます。夏沢鉱泉前から。
夏沢鉱泉を過ぎると、やっと山道らしくなってきました。しかしとても体が重い・・・林道も結構傾斜があったし、朝だしな~
ずっと渓流沿いに歩いていきます。道の両側やっぱり苔が多い。というか苔だらけ。
花は・・・あんまり無いです。なんか見たような葉っぱがありますが、名前はわかりません。

唯一の花。

苔の中の赤がきれい。

めずらしい白い実。

ふかふか~

きのこも。


そんな中を歩いているうちに到着です。オーレン小屋
受付を済ませて、途中で買ってきた笹の葉のお寿司でお昼にし、荷物は小屋に預かってもらい身軽に出発です。小屋の裏側に登り口があります。

わ~ここはお花畑なんですね。立ち入りを許されている彼らにも会ってみたいものです。

しらびその樹林帯の中を歩きます。

これが縞枯れ、ですか?

分岐に出た、と思ったら箕冠山(みかむりやま)でした。一つ目のピーク。

箕冠山を過ぎると急に目の前が開けて、根石山荘、根石岳、天狗がどーん。
俄然元気が出てきて、足取りも軽くなります。

たらたらっと下って、登り返すと岩場になり根石岳山頂です。
本当は今日の予定はここまでだったのです。
無理はしない、欲張らない、が今回の山歩きの合い言葉。
しかし、しかし・・・天狗が、天狗が近いぃ・・手を伸ばせば届く・・・
時間的には余裕はあるし、体力も大丈夫? という前に足を踏み出している私。
いいのか、こんな簡単に予定変更して、、、いいやん。

おいで、と手招く天狗岳。

白いざらざらの砂地から岩場になり、傾斜も出てきました。

頂上は思ったより狭くて、皆さん立ったまま写真を撮ったり、360度の展望を楽しんでいます。いつまで見ていても見飽きず、立ち去りがたいのは皆さんも同じと見えて、誰も動こうとしません。

西天狗。

根石方面と硫黄岳。
立ち去りがたい気持ちを振り切り、さすがに西天狗には向かわず、来た道を戻ります。
途中、根石山荘に立ち寄り、コーヒーと甘酒で休憩しました。コーヒーはドリップで甘酒は糀の甘酒でとってもおいしかった。この山荘はこぢんまりしていて、切り盛りしている若い人たちも感じよかったです。
ストーブが焚かれているのはびっくりしました。
宿泊客もぼちぼち到着してこられ、私たちもあわてて帰ることにしました。
オーレン小屋に到着すると、ちょうど4時。夕食は5時半から、いい時間に帰ってこられました。その前に・・・お風呂に入りま~す。
そうです、この小屋にはお風呂があるのです。1日山を歩いて夕方、汗を流せる、なんて幸せなんでしょう。(ただしシャンプー、石けん類は使用できません)

4、5人は入れる檜風呂。

夕食は、名物の桜鍋。ちょっと濃いめの味付けでした。この他に天ぷら、小鉢が二皿、そば、水まんじゅうのデザート等。満腹になりました。
この小屋は予約が原則で、予約順に個室にも泊まれますが大部屋でも、ひとり畳一畳は確保してもらえるので、詰め込まれるということはありません。
この日はほぼ満室のようでしたが、ゆったり布団で寝ることができました。
まだ消灯9時前ですが、早く寝たもの勝ち、お休みなさい。
9月21日(土)晴れ
自宅(AM5時)~桜平(9:30)~オーレン小屋(11:30)昼食
オーレン小屋(12:40)~箕冠山2580m~根石岳2603m~東天狗岳2640m~オーレン小屋(4:00)
オーレン小屋はすごいね。ゆったり泊まれて、お風呂があって、あの夕食か。これは一度泊まりに行かなくちゃ行けないね。
2日目のレポも楽しみだね。
個室だったら言うことないですね。料金も大部屋と同じだそうです。
Dolphyさんなら迷わず花の季節ですね?
キバナシャクナゲの花を見てみたいものです。
いつの間にか言ってたんですね?うれしそうに言ってたでしょ?
理想は、テントに泊まりつつ食事とお風呂は小屋でお世話になる、じゃないでしょうか。
そういえば、前に連れて行ってもらった蓼科山も八ヶ岳でしたね。またご一緒ください。
もちろん私は小屋泊まりですが・・・