?℃-ute神聖なるベストアルバム「神聖なるPerformance Video集」ダイジェスト
CD売上が接触イベントの数や内容て上下する時代、アルバムでもイベントは行われたりするけれど、さすがにシングルの数倍の価格のアルバムで複数買いを誘導するのは難しいらしく、最近のアイドル運営はアルバムを発売するという事に関して消極的なような気がします。あれだけのシングル売上を記録していながらAKBがアルバム発売ペースを超鈍足にしているのも、シングルほど売る事に旨みがないのかもしれません。
そもそも、最近のアイドルの傾向としてはアルバムはシングルを中心とした活動の集大成であるような作りのものが多く、アルバムを買う事でベスト盤を手に入れたような満足感を得られるような作りになっているケースが多いようです。
本来は人はそれを「ベスト盤」と呼ぶであろう内容のものがニューアルバムとして店頭に並ぶ。ヲタはイベント参加のために既にシングルは揃えているから、そんなベスト盤みたいな「ニューアルバム」はあまり興味は持てなくても仕方がない。
その点、ハロプロは年に一度はニューアルバムを発売する。ベスト盤は何年かに一回のペース(今週は℃-uteのベスト盤が発売されました)。買う側もニューアルバムに収録されるアルバム曲も楽しみだったりするし、そのアルバム曲がコンサートでのお楽しみであったりもするのです。
アルバムって本来は一枚の中に何かしらのコンセプトを用意して、それを表現して一枚に凝縮するというものではないのかな?と思う私には、最近のアイドルのアルバム軽視、というか持ち歌を並べただけのようなハーフベストなアルバムの作りは少し残念であります。以前娘。やベリが出していた季節コンセプトなミニアルバムとか、ハロプロとして出していたカバーアルバムとか、そういうコンセプトがわかりやすい「単なるシングル集とおまけ数曲」ではないアルバムがアイドル界にもっと増えればいいのにと思います。