フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

紺野あさ美 いよいよ卒業のステージ

2006-07-21 23:37:26 | ハロプロ(娘。)

 いよいよ、明日からワンダフルハーツ東京公演。そして、紺野あさ美卒業。

 五年前、モーニング娘。LOVEオーディション2001が開催された。私がヲタになって初めての増員オーディションだった。新メンバー決定を決める番組を見ながら、合格する子を予想していた私は、小川麻琴と高橋愛と、そして「紺野あさ美」を予想していた。
 合宿前のインタビューで、「今までのモーニング娘。にない、しっとりとした部分を出していきたい」と語る紺野の目には、何か引き込まれる物を感じた。合宿では目立たなかったけど、紺野は見事合格した。

 合格直後、紺野は「うたばん」の収録で足を怪我するというハプニングに見舞われた。皮肉にも、五期メンバーが初めて大きくマスコミに取り上げられたのが、この時だった。
 不思議な運の強さを持つ紺野は、その年の年末フジテレビでオンエアされた娘。特番「13人がかりのクリスマス」で主役的な扱いを受け、年が明けた2002年の娘。ミュージカルでは、準主役を務めた。主役並のセリフ量のその役どころは、ドジでジミだけど、イケメン店長(後藤真希)に惚れられる役であった。適役、ハマリ役であり、今後「歌が上手い訳でも、喋りが上手い訳でもない」紺野が、新しい娘。エース像を作る可能性すらほのかに感じられたステージだった。

 その後の紺野は、皆さん知ってのとおりだ。最後までマイペースであった紺野は、結局一度も娘。の主役に躍り出る事なく、かと言って決して名脇役というわけでもなく、娘。のステージに別れを告げる。
 今まで何度となく、彼女のステージを観てきたけど、今日一番メンバーの中で輝いていたと思った事は、残念ながら四年前の一度しかない。
 日曜のステージ、紺野あさ美はいつものようにマイペースでステージングをこなし、手を軽く振って舞台袖に消えていくのだろうか?それとも、最後に大きなインパクトを与えて去っていくのだろうか?
 四年前のステージで感じた可能性みたいな輝きを見せて、勿体ないと思われながら、謎めいて終わる展開を期待しつつも、いつものようにステージが終わるのも、また「らしい」なと思っている自分が、ここにいる。

  今回のBGM  Do it Now! / モーニング娘。

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