フリージア工房 国道723号店

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ミノルタカメラとの思い出

2006-01-21 23:17:33 | 写真とカメラ

 この日がやってくる事は、なんとなく感じていた。「コニカミノルタ写真事業撤退」!
 今やカメラは、銀塩フィルムカメラからデジタルカメラの時代。旧来のカメラメーカーのほとんどが苦戦している。カメラは家電メーカーが作る時代へと、既に移行が進んでいる今日この頃、ニコン銀塩大幅縮小に続いてショックなニュースだった。特に、自分はミノルタのカメラとデジカメを多数所有するほどのミノルタ党なので、そのショック度は尋常ではない(涙)。そんなブルーな気分を和らげるために、ミノルタとの思い出話を書いてみます。ちなみに、コニカブランドも消滅する訳で、こちらも少なからずショックです。では、少々長めな思い出話にお付き合いください。

 私が初めて使ったミノルタは、110フィルム(ポケットフィルムとも言われた眼鏡型のカートリッジのフィルム)カメラ「AUTO PAK 460T」というカメラだった。このカメラを持って、子供の頃にあちこちに出かけた。中学の頃、青春18きっぷを使って、母親の実家のある新潟に鈍行一人旅をした時も、このカメラを持って行った。私にとっての初代旅カメラである。

 時は経ち平成の世になり、自分にとっての初めての関西旅行に備えて買った「マックテレ」というコンパクトカメラは、私にとってかけがえのない旅のパートナーとなり、北は北海道稚内、南は鹿児島指宿へと、全国で大活躍した。氷点下二桁の冬の北海道でもノントラブルで使えた素晴らしい相棒だった。実は過去に二回ほど落下させており、特に昔福井に行った時にホテル前で落とした時には、ボディの上蓋が取れたりしたが何事もなかったかのように動いたタフなカメラだ。その時の傷は今でも残っている。ただし、巻き上げ不調で現在は隠居の身である。
 マックテレは、写りがコンパクトカメラとは思えないほど良く、家族や友人にも写真の出来は好評だった。野暮なデザインや、今となってはコンパクトと言えない大柄のボディなのだが、一眼レフばりに大きいグリップや、明るいレンズ(F2.8)など、実用本位な部分に力の入った良いカメラだった。実は、ミノルタと提携していたライカ社が、ライカブランドと別な名前でマックテレを販売していた事は、数年前に知った。

 私の最近のよく使う愛用一眼レフは「α-507si」。見やすいファインダー、アナログ感覚な設計で使いやすい操作ダイヤルとレバー類。程良い大きさで持ちやすいボディ。デザイン的には目を惹く要素は少ないけれど、使い勝手が大変良いカメラです。中古で一万円台前半で買えるので、一眼レフを始めてみたい人に是非オススメします。
 私はよく海の写真を撮りに行くのですが、プラスチックボディのα-507siは錆びの心配も基本的になく、機動力のある一台として、現役で活躍中。

 去年の6月中旬、旅用に軽い一眼レフを!と思い「α-Sweet Ⅱ」を買った。軽いのに、信じられないほどに詰まった高機能高性能の、スーパーな一台。まだ、あまり一緒に出かけてないので、これからマックテレの分まで旅の思い出を作りたい。

 このブログの掲載写真のほとんどを撮影しているデジカメ「ディマージュXi」もミノルタ。ポケットに入る小さいボディ、使用時にレンズが飛び出さないようになっている設計は「散歩カメラ」に最適。このデジカメを持って、2004年は京急沿線の町や海山の風景を四桁枚数撮りました。現在、800万画素で手ブレ補正機能付きの「ディマージュX1」という後継機が出ているので、手が伸びそうな今日この頃。

 既に、手元には二桁に達するミノルタカメラ&デジカメがあるというのに、まだまだ欲しいカメラは少なくない。今後、購入リストに挙がっているのだけでも、
レンジファインダーカメラでは、35Ⅱ、ライツミノルタCL、CLE(ある雑誌での復刻して欲しいカメラ特集で、ニコンやライカの名機達を押さえ堂々の一位に輝いたカメラ)。
マニュアル一眼レフでは、SR-1s、SRT-101、XE、XD。
AF一眼レフでは、α-8700i、α9-xi、α-9。
 この他にも、二眼レフのミノルタオートコードまで欲しいなとか思っている、完全なミノヲタです。
 レンズをガラス溶解から自社で作れる技術を持ち、レンズの良さに定評のあるミノルタ。でも、今後は他社のカメラも考えないとマズイんだろうなと不安な今日この頃。さしずめ、ニコンあたりが良いのかなとか。

  今回のBGM  NOT FOR SALE / 谷村有美

コメント
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