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勝負にでたうどん県~この中に見る教訓

2013-12-01 23:45:21 | クラブマネジメント
本日、J2昇格に向けた入れ替え戦「ガイナーレ鳥取 VS カマタマーレ讃岐」の試合が行われ1-1の引き分けに終りました。なんとしても昇格したい讃岐、絶対に落ちたくない鳥取の意地のぶつかり合いの結末は次週鳥取での2戦目の結果によって決することになりました。
今年5月29日、このブログで「勝負に出たうどん県」という記事を書きました。これは5月28日、香川県が讃岐に2千万円出資することを表明したことを受けて書いたものですが、これ以降カマタマーレ讃岐は、今でもJ2昇格のために決死の資金獲得アクションを続けています。

最初の目標は2012年度決算書にある7,360万の債務超過の解消でした。讃岐は香川県・高松市・丸亀市など「官」から多額の出資を取り付けこの債務超過を解消、J2昇格の大前提となる、Jリーグクラブライセンス獲得に向けJリーグに申請書を提出します。こうした地元自治体の強力な実弾支援の成果が出て9月30日Jリーグはカマタマーレ讃岐にJリーグクラブライセンス付与を条件付きで承認します。しかしJリーグが課した条件はこれまた非常にハードルが高いものでした。それは、
①さらなる資本の増強を行うこと。
②来期の予算について、J2リーグにおいて年間を通じて安定した運営ができよう改善すること。
つまり、簡単にいえば今年度中にもっともっとお金を集めてきなさい。特に官に頼るだけでなく民間からの安定的な広告収入を得られるように基盤をつくりなさい。それを前提にJリーグクラブライセンスを与えます、ということです。

これを受けて讃岐は10月3日「今季J2昇格支援スポンサー急募!」という告知をHP上に発表、民間からの出資をかき集めようとアクションを始めます。10月20日SC相模原が讃岐と対戦しますが、讃岐の「勝たねばならぬ。」の姿勢は異常なほどプレーに現れていました。危険なシュート・クロスは手を出してでも止める、というプレーが2回讃岐選手から飛び出しました。監督も選手もこれだけのバックアップを受けてしまっては「負けました・・」では済まされないのです。こうして迎えた鳥取との入れ替え戦。次週の試合で、香川県下で行われた官民あげての資金集めアクションが実を結ぶかどうか?の結果が出ます。

讃岐のJ2に向けたアクションをこうして振り返って見ると、SC相模原にも非常に重要なメッセージを含んでいると思います。まず資本増強は、時間をかけて計画的に的確なアクションを積み上げていかないと実現しない、ということです。また、クラブライセンス獲得するだけのための無理な増資は、結果運よくJ2昇格を勝ちとっても、クラブ自身の収益力が向上したわけではないのでJ2昇格後も苦しいやりくりが続く、ということです。SC相模原が今年JFL3位になりました。SC相模原がJ2に向けて展望が見えてきたこの時期から、クラブ自身の収益力を高めるアクションを地道にさらに積み重ねる必要があります。もちろん、その実現にはサポーターの協力も不可欠です。
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