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鹿児島県代表クラブ一本化の動き一部始終

2012-12-21 22:19:53 | クラブマネジメント
ヴォルカ鹿児島とFC鹿児島の合併が、ほぼ固まった模様です。以下に、これまでの経緯をまとめてみましたが、この流れからすると私は「FC鹿児島主導の合併になるのでは」と予想しています。この合併を調整したのは鹿児島県サッカー協会となってはいますが、その裏で日本サッカー協会の意向が強く働いたことも感じられます。JFL昇格がまだ見えないこの段階での1本化が、正しい選択だったのかどうかは、これからの新・鹿児島代表クラブの活躍にかかっていると思います。
では、今年9月からの経緯を眺めてみましょう。

9月3日
ヴォルカ鹿児島、Jリーグ準加盟(再)申請することを発表。この発表の席には鹿児島県サッカー協会も同席。
9月23日 
FC鹿児島がヴォルカ鹿児島を下し九州リーグ王者に。同時に地域リーグ決勝大会出場が決定。
10月1日 
FC鹿児島、Jリーグ準加盟申請することを発表。FC鹿児島は「同じ県で(複数の)Jリーグチームが活動するところもある」として、問題はないとの見通し。
10月5日
ヴォルカ鹿児島、Jリーグ準加盟申請が、承認される見通しがたたない事を発表。
「スタジアム要件を充足することが出来ないうえに要件充足可能な時期についても未確定な状況。要件充足にかかる期間、申請時期等を考慮すると、本年中の要件充足は非常に困難な状況である。」
10月13日
社団法人「鹿児島にJリーグチームを創ろう会」が九州リーグ所属の「ヴォルカ鹿児島」と「FC鹿児島」に統合を呼び掛ける。ヴォルカの運営会社社長は「協議には応じたい」とコメント、一方のFC鹿児島は「現時点ではコメントできない」と話している。
10月17日
ヴォルカ鹿児島が、全社1回戦敗退。地域リーグ決勝大会に出場できない事が確定。
11月4日
日本サッカー協会関係者のコメントとして「J3構想を検討」との(根拠のない)噂記事がメディアに。
11月13日
鹿児島県サッカー協会が、FC鹿児島のJリーグ準加盟申請を承認。この時点で鹿児島県サッカー協会は、それぞれ2チームの準加盟申請を承認したことになる。
11月18日
FC鹿児島が 地域リーグ決勝大会1次ラウンド敗退。
12月1日
鹿児島県サッカー協会が、鹿児島市の協会事務局に、Jリーグ入りを目指すFC鹿児島とヴォルカ鹿児島の代表者を呼び、両クラブの統合を要請した。これに対し、両クラブ側は「前向きに努力する」と回答した。早ければ2013年シーズンからの統合も視野に、近いうちに結論を出すことで合意した。
12月18日
FC鹿児島とヴォルカ鹿児島は18日、鹿児島市の県サッカー協会で統合問題を大筋合意。2チームを存続させた上で、一方をトップチームとして位置づけ、レギュラークラスをまとめるなどの方法を模索している。

この経緯を通して感じられるのが、ヴォルカ鹿児島の手詰まり感です。ヴォルカ鹿児島にとっては「Jリーグ準加盟承認」が鹿児島県代表になる手続きと、著名運動も含め必死に準加盟の承認を得る活動を続けてきました。しかし、10月5日の「見通したたず」発表に加え、10月17日には地域リーグ決勝大会の進出に関しても望みが断たれてクラブとして、目の前の希望を失ってしまいます。
もともとヴォルカ鹿児島は、9月3日のJリーグ準加盟申請の手続きの前提として、中島社長の退任と新社長の公募、運営組織の変更をも発表しており、今回の合併の話に前向きだった状況がよく理解できるところです。
12月29日(土)FC鹿児島はシーズン終了報告会を予定しています。この場で、FC鹿児島・徳重社長から、新しい鹿児島からJを目指すクラブの全体像が発表されるのではないでしょうか。
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