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プラチナ世代の争奪戦

2010-01-28 23:12:05 | 勝利への叡智
来月、2月27日に行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2010」の前座として「U-18Jリーグ選抜 対 日本高校サッカー選抜」の 親善試合が行われます。今、話題の「プラチナ世代」が、Jリーグユースのメンバーと高校サッカーのメンバーとに分かれて対戦するという楽しみな試合です。そもそも「プラチナ世代」が、本当にこれからJリーグや日本代表の中核メンバーになっていくかどうかは、全く分かりません。マスコミが貼った「プラチナ世代」というラベルに押しつぶされてしまうかもしれません。ですので、彼らがプラチナのように輝くかどうかは、これからの彼らの努力次第です。しかし、こうしてスポットライトを当ててもらい注目されることは、いい意味で成長のきっかけをつかみやすい環境にあると思います。

今年のJリーグ選手争奪戦は、すでにこの「プラチナ世代」メンバーに焦点が集まっています。上記リストが昨年のナイジェリアで開かれたU-17ワールドカップのメンバーです。U-17ですので全員高校2年生に相当する世代です。既に宇佐美・高木の両選手はトップチームに昇格。そして中盤のキーマン・柴崎の鹿島入りが先日決定しました。また今度は中京大中京のFW宮市の獲得合戦が始まっているようです。高校3年生の獲得競争よりも2年生の獲得競争がクローズアップされる事は珍しく、やはりJクラブ側も「プラチナ世代」との認識をもっているのでしょうか。

この世代は「フィジカルをもっと強化する必要がある」と言われてきました。確かにDF陣もヨーロッパ・南米の大型フォワードを背負ってプレーするには、まだ線が細く身長180cmを超える選手も見当たりません。
ドイツワールドカップでの日本代表の敗戦にジーコ監督は、「フィジカル面や体格差」を挙げました。しかしヨーロッパ勢・南米勢のフィジカルに対応できるかどうか、また対応する肉体をどう作っていくか、はヨーロッパ・南米のチームと戦ってみないと判断がつきません。「可愛い子供には旅をさせろ」 日本サッカー協会は、有望なU-18の選手を集めて、どんどんヨーロッパ・南米遠征を繰り返し、長年の、「フィジカル面や体格差」といった日本代表の懸念点を払拭させて欲しいです。世界に負けない本当の「プラチナ世代」を作る為にも。

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