まだまだ枯れぬ！無尽蔵にある心のフィッシング金山と自分遺産ここにありとは如何に？DAY８

「そこのオサーンよ、お前の落したネットはこの金の枠か？もしくは銀の枠か？」


「いえ青ッス。っか失礼やな自分。とりあどこで落としたのかワカラナイので一緒に探してくれます？」


「・・・いやだから金とか銀とか興味ない？佐渡金山行ったっしょ？」


「だから話聞いてる？青だって言ってんだよアルミの青枠。困るんだよ探してよお姉さん」


「えーと・・・ハイ頑張りマス」


***


閑話休題


結局海系には一切手を出さんかったがとりあえず愚痴を書くと


なんとまぁ佐渡では
全ての防波堤が立入禁止なのだ！
全てですよ全て。そんなんマヂあり得る？


事前に佐渡が出している海釣りガイドマップをPDFで入手したがそれは全て地磯。
どうもおかしいな？とは思っていたけどまさかそうゆう事態である。


正直地磯は素人には無理だ。スパイクなしでは死にに行くようなものであり
それってよっぽど防波堤より質が悪いのだが行けとおっしゃる。


だからと言ってその中間にあるテトラポッドも相当危ない。


そんな感じで一見さんお断り風なので敢えてやらなかったのだ。
そりゃその辺のサーフや低い地磯ならワンチャンあったけどアオリ面倒ヒラメ面倒と海魚にはテンション低いｗ


せめてイナダ相手のショアジグやりたかったけど地磯では・・・ねぇ。
今は亡き某師匠でも絡まないととてもヤル気はせん。二度と絡まないけどｲﾗﾈ


そんな訳でそれなりのソルトウォーター荷物は邪魔者でありました。
でも逆にソルトだけで来れればそれなりの体験は出来ると思う。


いつの日かフカセでグレやメジナやりたいよねぇ。


***


朝４時。川を覗けばクリアアップされている。うんうん読み通りや。


佐渡の朝焼けはラストになるのか？

キュウベェもそう思うやろ


ここは大佐渡内側の馬首川。すぐ横の和木川とどちらにするか迷ったがこちらをチョイス。根拠はない。なんとなくや。


さてここで１つネタバレしておくが実はこの朝が２６日の日曜日。
んで帰郷リミットは火曜日朝までなのでまだまだ余裕はある。


でも心境はこう。


もし良い釣り出来たらその足で帰りましょう～と。
幸いカーフェリーはいつでも予約変更可能らしく明日でも今日でも好きなタイミングで良いと言ってくれている。


正直これ以上佐渡島に滞在しても同じ轍を踏むだけだろうからスパッと帰るのはアリなのだ。




暑いし！ﾋﾞｰﾙｸﾚﾒﾝｽ


水澄んだ

海と川の境界線


まぁ今日の結果次第ってのがそもそも怪しいけどとにかくそんなテンション。


んな訳で佐渡お約束の海からスタート。海水まで３ｍ。レッツラゴー


だが反応がない。


ここはミニ段差の多い川だがその落ち込みにいないと結構落ち込む。ナンボ打っても普通の石には付いてない感じ。
だが小さき黒い影は右往左往しているので気配はある。だが渓魚か鮎かいづれかで多分鮎やろ。


でもヤル気は尽きない。これで佐渡フィッシングを締めようという総括的な一匹を欲する。


だがやっぱり出ない。もう川の中の石は無視して小さき段差だけを狙っていくのだが中々でな・・・って喰った？！


釣れたのはミニマムスレンダーな山女魚の子。小さすぎ。でもゼロ回避は嬉しい。ありがとう。


そりゃそこだろ

集中力のアゲサゲが面白い

美しい・・・ホンと美姫


書き忘れたが今日はスピニングタックル。


でもなんとなくベイトよりレスポンス悪い。ベールを返す動作にラグがありミノーの泳ぎだしが多分遅く悪い。
恰好つけのベイトタックルではなく意味はある。そして右投げ左巻きにもネ。折れは後悔しても戻らんけど。
※メガバスに問い合わせたがパーツ無で修理無理だと


川幅は狭くボサ川風で存外魚薄い。あー入る川間違えたかな？


！


それでも忘れた頃にアタリがくる。今度はチビイワナ。また会う日まで大きくなってくれ。
もうこの頃になると川の中の石には興味がなくて小さき提しか打つ気がしなくなっている。


そしてやっぱり反応があるのは提だけなのだ。まぁそりゃそうよね。ワラクシだったらそこに棲むよ。


そんな感じでポツポツとイワナが釣れるのだが気が付くとお腰につけたランディングネットがない？！
釣れて腰をまさぐったのだがないんですけど？！マグリリーサーで結構強力にくっついていたのだがロストしてまんがな！


ちっくしょうアレないと撮影不便なんだよなぁ。キャッチというよりノットリリース用だ。
とりあえず後ろを振り返り見渡してみるがそれっぽいモノは見当たらない。仕方がない後で探すか。


そんな訳で進撃を再開したのだがやがて大場所に辿り着いた。


今までのより落差が大きい提で少ししたがえぐれている。そしてその手前もワンチャンありそうだ。


地獄門だな


まずは手前から・・・


！


やっぱりいた！今日イチのサイズアップのイワーナ。嬉しい嬉しい。



してやったり


そんじゃ本命場所にはどんな魚が・・・ゴクリ。


集中力MAX！


！！


プルン！っとワンキャスト目では弾かれた。しまったミスバイト！こんな狭い場所二度はねぇかも！？
だがその２投目にも反応してくれた！奇跡や！


そして上がってきたのは奇跡と僥倖の今旅一番のサイズ。


イワナの幼いパーマークが消えた３０cm程の大人のイワナさんでした。




ヘビっぽいがイワナ

この子に会うために来たんだ

ゴールド記憶をありがとう


この一匹で一気に満足メーター振りきっちゃってｗ


よし、この後をチビ釣ってお茶を濁すくらいならここで帰るべ！とあいなりました。


まだ朝７時だけど終わりよければなんとやら。


色々トラブルあったけど終わってみれば佐渡中々いいトコやったなぁ～とナチュラルハイｗ


狙いは珍魚でも怪魚でも大物でもないけれど満たされた想いなのであります。


ありがとう佐渡島ありがとう！またいつの日か来るよ！だからその日までに青いネット探しておいてくれｗ
※赤いプライヤーも


さぁこれにてサティスファクション！あとは無事に帰る事とヲマケ編に突入じゃ！


クジラのお腹に潜り込め