やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

それはプロプラかはたまたプラプロか?似て非なる2匹の魚と金一封につながる細い糸とは如何に?

2016-08-22 07:44:59 | 釣部
時は1925年。実業家の赤星鉄馬氏がアメリカから外来種であるラージマウスバス(俗に言うブラックバス)を輸入し
神奈川県芦ノ湖に試験放流したのが日本のバスフィッシングビギニングとされている。


そこから数年後には進駐軍!(在日米軍)の手によりその生息域が拡散して行くが、もうその当時には魚食性が強いため
生態系(在来生物層)への影響およびこれによる漁業被害が問題視されるようになった。


後に放流禁止にはなったのだがアホウ方々のな人為的拡大は止まる事を知らなかった。


1970年代後半にはほぼ全国で確認できる程になりそして1985年にそのラージマウスバスを対象とした
賞金制のバスプロトーナメントが日本でスタートする事となる。


それからウン十年の時を経て2016年現在。


湖上で苦悩する1人の中年(失礼)バスプロトーナメンターがいる。


と、出だしをやや情熱大陸風に書いてみたが面倒くさいんで普通に戻す。
つまり毎度登場のガイスプロのプラクティスに付き合ってみました。


そのプラ当日は雨のち大雨。


行けるんちゃうん?

その方向に富士山がある筈なのだが


本来なら夏の雨は魚にとって大歓迎すべきイベントだ。
真夏の暑い日中は日陰でダラダラして過ごすバスも眩しくない雨ならばお外で遊び(捕食)たい!


プラのプラ(脳内妄想)ではトップでバコバコのハイウェイトじゃね?!


最初から河童着用


***


ガイスプロは塗り潰すという表現でプラを進めてゆく。


それはザックリで良いから湖全域を周りアリナシを見極めてゆく作業だ。
エリア、水深、魚の状態そして他のトーナメンターの動き等々も重要である。


特にこの日は2人乗船のJB2が開催されているのでそうゆうガチ勢の動きは必見なのだ。
※プラ中の選手は他人に釣れているトコを見せないのがデフォ


さて当日は雨なのだが基本的には減水しており久しぶりに大橋橋脚台座まで露出している1m減状態。
各ワンドの葦も陸上にありウィードも茶色く育成悪しか?そしてやや濁りも出ている。


ステージ上が美味しいのに丸出し


そして河口湖特有のマヌケな話である放流バスもここんとこされておらずそうゆう釣りにはならない様子。


とりあえず八木崎~丸栄の北岸をガイスプロはジグ、バックシートの私はポッパーやバズで表層をチェックしてみる。
北は溶岩ゴロゴロの複雑な湖底でありそこに潜んでいるバスを引きずり出そうと探るのだが・・・


信頼のPOPX

バド&バズも投入







ノーバイツムシカヨ!


ここまで雨ローライトなので表層を意識してそうだけど違うらしい。
他の場所でもポイポイと投げてはみたが結局終日トップには出る事はなかった。


ガイスプロもジグだけではなくスピベやチャター、サブサーフェイスなど手変え品変え投入。
トップでなくても巻物系の速い釣りに反応があればいいのだがゼムゼム駄目だ。


どうも追ってきてガツン!っと喰う程バスが元気ではないようだ。


なので次は喰わせるスローな展開にしてみると・・・


キーパーサイズ

勿論彼も


まぁポチポチ釣れる。ただノンキーパー(25cm以下)もギルも区別なく釣れるが大きい子は早々に混じらない希ガス。


でもこうやって釣る事で何となくだがエリアが見えてくる。


どうもワンドの先端、入り口付近水深4mラインがまぁまぁ良くて奥は駄目だと。
浅いウィードに着くのはミニマムサイズ・・・


そんな断片的なヒントを今度は別のエリアにはめ込んでみるとやはり同様の感触を得た。なるほどねぇ。


明日するべき事が少し見えてきた。


あとは他のトーナメンターの動きとして顕著だったのは小海沖への集結。


やったら密集中


大船団が形成されているって事は釣れるのかもしれませんが結局は自分の出来る釣り得意な釣りもある訳なので
エリアがでも本人がならボーっと浮いてるだけにもなりかねん。


もちろんトーナメンターたるもの通常レベル以上のテクニックがあるとしても
更に得意な選手には敵わないってのもある。要は釣れる確信がなければ我慢比べが出来ないからね。


ガイスプロはシャローマンなので沖目の深い魚は潔くパス。


次イクヨー

ドッシャ降り中


そんな訳で大体6時間程でプラ終了。


少しだけ晴れ間も見えた


釣れた釣れないはここでは問題ではなくて明日釣る魚が見えたか見えないかだ。
明日も天気予報は曇天~雨を提示しているので恐らく大きな変化はないだろう。
※翌日は何故か晴天になりプラ台無しwww


このヒント断片を紡ぎ合わせて何を色成すのかが彼の手腕でありトーナメンターとしての意地である。
いつもの様なお気楽さはないけれどこれはこれで緊張感のある釣りでありました。


同船させてくれた彼に感謝しましょうシェイシェイ


ガンガレガイスプロ!


では本戦是非頑張りたまへ!


明日はお立ち台だ!(トラックの荷台がステージ)

そして既に墓標もあるぞ!


***



ポークカット中


要塞で一杯飲みながら明日の準備。


私も雨で濡れたプラグ達を乾燥中

MAXはカッコイイけど未だ釣れねー
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 触らぬ貉に祟りなし?細心の... | トップ | 馬鹿者の活字離れとバカ者の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

釣部」カテゴリの最新記事