やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

2015山梨櫻事変に見る愛でる心の目と花より実をとる浅ましき邪神とは如何に?

2015-03-30 00:09:19 | 日々の戯言
通算すると恐らく15年強。それはこの富士五湖地域に住みついてだ。
勝手知ったるなんとやらレベルでこの辺りは理解していると自負もする。


ところが山一つ越えれば同じ山梨県でも全く知らない場所ばかり。
去年の四尾連湖がいい例だ。


世界地図をみてボリビアだフィンランドだと夢想するより
スグそこにある山向うの景色に興味を持つべきだと囁く。


・・・誰が?


Ghostがさ!


***


でも見に行きませんか?


その言葉に誘われて朝早くから向かうは山梨県の西側エリアである身延町。
私の住んでいる富士五湖は(山梨県全体では)東部と呼ばれ身延へは本栖湖から西へ1時間弱。


さてその身延。


そこには樹齢400年を超えるしだれ櫻で有名な身延山久遠寺があり
知らなかったのだがその久遠寺はあの日蓮上人の日蓮宗総本山であるらしい。


テストで空海だ日蓮だと全国の中学生の鉛筆を迷わせた方々の一人だが
ありゃりゃこんなトコにいやがったwww


ではかつての旧敵へご挨拶にいざ参ろうか?!


花見なぞしたことないぜよ


***


当日は交通規制日にあたり、遠くの場所に駐車してからのシャトルバス運行になっていた。
そして時間にして10分程で到着するのだが、その到着までの間に修行中の若いお坊さんが
久遠寺や日蓮等々について説明してくれるある意味バスガイド付き♪


規制初日なので今日からか?


たどたどしいと言っては失礼だがそれでも一生懸命な説明に皆耳を傾けていました。
因みに帰りのシャトルでは違う若坊さんが自分たちの修行について少し話をしてました。



ナル!


あぁなるほど!宗教たるもの自分自身が修行するだけでは完結せずか!
つまり今はどんな話でもいいから誰かに解り易く説くことも修行なのだね。


聞けばここで修行できるのはたった1年なのだと。4月にはそれぞれバラバラな道を歩き出すそうな。
まぁ彼らがどんな気持ちで仏門を目指しているのかは知らないが強く前に進んでくれたらと願う。


***


バス停を降り短い参道と歩くと目の前には圧倒的に巨大な三門が現れる。
神社仏閣はそれなりに行ったがこれほど立派なのは初かも?しかもこれってオール木造?マヂで?!


これがまぁ巨大

つまり身延山そのもの


それをくぐりでこぼこした石畳を進むと今度は絶壁の如し石段がある!
しかも「南無妙法蓮華経」という7段構造になっているんだと。


ズンズン進めば

ちょっと待て!なんだこの壁は?


若坊主曰く「頑張りすぎて仏になった人がいる」とかなんとかwww
そこをオサーンは涼しい顔で昇ったらようやく久遠寺大本堂が目の前に。


仏の道も一歩から

ワラクシは余裕(嘘)


ワォこれも堂々として素晴らしい!


ついに来れた

ジオングではなくクオンジと読む


もうそろそろ棺桶へ一直線の年のせいか神社仏閣に妙に興味が出てきたヨwww
今度断食するけどどうせ暇だしその合間に写経なぞしてみようかしら・・・


では潜入

中も素晴らしい!(でもここから撮影禁止です)

天井には龍のお姿が


***


さて少し語るが私は時を経て残ってきた教えとしての宗教はアリだと思うが宗教そのものに興味がない。
全く。1ミリも。何かをもしくは誰かを信じて祈ればどうこうなると考えた事がない(前も書いたな)


唯一絶対の神というモノが本当にあるのならそれは自分自身の中にしかない。
だがそれを、それだけは絶対に信じてはいけないwww


毒神とはワラクシの事


***



ついにご対面!

桜の撮影は難しい

400歳VS45チャイ


目で追い心で噛み砕く様々な情報を処理しながら散歩するとようやく件の桜が見えてきた。
まだ五分咲きだがそれでも大きく枝垂れた桜は素晴らしい質感を持つ。


誰もが柔らかい笑顔でそれを見つめている。


この刹那に咲く淡いピンクの花に何故日本人はこれほどまでに心を動かされるのだろうか?
出会い?それとも別れ?そんな陳腐な言葉にする必要もなく理解しあえる国民性なのだろう。


私もこの春(明日にでも)に過去最大級の人生シフトを行う。
その思いを胸に暫し立ち止まって風に乗る桜の香りを楽しんだ。


恰好つけても花より団子

そしてムジナさんがお御籤を引けば~

はいお約束の凶www


写真がまだまだあるので明日も続く!(かも)

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