やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

管釣と漢釣部?!似て非なる意味合いと鱒族を廻る遥かなる周期とは如何に?

2017-12-20 09:51:00 | 釣部
私にとって鱒類は余り馴染みのないターゲットである。


近所には桂川なる東京近郊のマス屋達の集うメジャーリバーはあるがそこで釣りをしたのは随分前だ。


いや正確に言うと一昨年師匠と解禁日にそこで釣りした覚えがあるがワンバイトからのバラシで終了した。
別にそれを恨んでいる訳ではないがどうも昔からこの桂川には色々あって釣欲がそそられないのであります。


んで今では3月解禁直後の芦ノ湖が年間唯一マス類と戯れるチャンスであります。


もちろん彼等が嫌いではない。


ただ北海道オホーツク界隈での至高経験が我がトラウトフィッシングのMAX値でありあれに比べると何だかな~と思ってしまうのは事実であります。


繰り返すけどもちろん嫌いではありんせん。


そんなマス斜め族のワラクシでありますが大っ嫌いだ!と言い切ってしまうのがエリアトラウトなるもの。
つまりそれは釣堀でどこかで養殖された腹減りのマスを放てば釣れてしまうのが当然やん?と毛嫌いバリバリ。


だが世間にはエリア専門の釣り人もいるらしいしトラウトキングなる大会まであるそれなりに成立しているジャンル。
ちなみに大師匠も豊島園の練馬サーモンフィッシングには良く行くらしいがまた彼は別の次元の人w


ネガイメージだけどペラペラ1g以下のゴミみたいなルアーで超細いラインで神経尖らせて・・・
なんなの?馬鹿なの?死ぬの?とそんな香具師を散々こきおろしてきたワラクシが・・・なぜここに居るのだ?ナンデジャ


・・・


***


小僧君(17)とのシーバスを連れていってやるよ~なる不履行された約束手形を突きつけられ渋々。
いや実は先週と今週は大師匠とのスケジュールが合わなかったのでソロ活動をしようかな?と思っていたとこにつけ込まれたw


そんな訳でのここ都留市鹿留川の上流にある管理釣り場。


ゴメンわかりにくいや


あの頃とは名前も経営も変わってかの中古釣具屋タックルベリー系列になるフィッシュオン鹿留とか。
ちなみに要塞から10分も車で走れば着くが来たのは多分20年振りのご無沙汰。その理由は上記の通り。


んであの頃と違うのはパインレイクなる新ポンドが作られておりそこには大型のマスが入っている。
しかし入場には通常料金4500円ではないスーパー鹿留券6200円が必要でかつ一日限定35名だそうだ。


当然買ったのはスーパーチケットでこれがあれば一応全エリアで釣りが出来るらしい。


シーバス船より超安いからありがたい


そんな受付を通過しとりあえずパインレイクに行ってみたのだが先客はルアーマン2名のみとガラガラで一安心。
その後にポチポチとは来ていたが終日ベースで言えばおそらく10名程度だったと思う。


良かった空いてるよ


早速スタートしてみたのだがこの時点でもまだまだ斜に構えたままの私。


所詮釣堀適当にやってれば釣れるんでしょ?


だがその幻想を砕くのにそう時間はかからなかった。


開始2投目で小僧君がいいのをキャッチしてホラね~と思ったのだが我が手持ち最小の3gスプーンには全く当たってこない。


彼のタックルを確認するとスプーンはやはり1gを切りかつサイズが小指の爪くらいのイクラ風スプーン。
これをPE0.2号とリーダー2.5lbでしかも長くしなやか過ぎるアジングロッドで操るのだ。


さすがバスプロ準備は万端じゃな


一方の私はバスロッドで一応F1なるバス的柔らかロッドを使用しているがさすがに1gは扱えない上での3gなのだが無視されまくり。
※その理由は後に


しっかし寒い。聞けばここパインレイクの今期初の結氷らしくところどころに薄氷が浮いている。


ガイドも凍る氷点下

ここでも当然チェンクラフト製品


しかも山々との角度が悪いここは朝日が当たるのが遅くようやく出たのが8時頃。
かつほぼ冬至なので太陽出るのはのんびり撤収は素早く(2時には日陰に!)とある意味釣り人殺しの季節であります。


鹿留の夜明け


さてさてポツポツと釣る小僧君に対し私はゼムゼム。


釣らないオサーンに用はないとトコトコスルー


良く見れば魚は結構見えるのだが誰もボーっと浮いているだけでやる気はない感じ。
そんなゼロ進行のまま煮詰まってきたのだがここで機転のルアーチェンジ。
それはより軽くではなく逆に重くして(3g→5g)ボトムトレースを重視してみようかと。
かつもう1つのアイデアはようやく出てきた朝日が作るシェードを狙ってみたのだがコレが嵌った。


当然3gでもボトムまで沈めてからのリーリングはしていたがやはり途中は浮いてしまっていたけど
5gは最後まで狙いのラインをトレース出来るので浮いているヤル気のない魚ではない別の魚にはちゃんとアピールするようだ。


そしてこれは終日の話なのだが池の真ん中にある島に這えている松の木(これがパイン)がつくるシェードに顕著に着く事に気がついた。
その影は時間を追って少しづつずれて行くのだが喰い気のある魚は必ずそこに入っていた。


このキモがわかれば攻略は一気に簡単明瞭。そして時合が重なればイレ喰い状態になりそれをひとしきり楽しんだ。


ホイキタ

キャッチ

ええでしょう?

ハイパチリ

当然のチェンクラフトw


***


まぁ大体パインレイクは解ったしそれでは他のエリアにも顔を出してみようか?と放浪開始。


こんなんだったっけ?

立ち木周りもポイント

どこもそうだが足場は良いよ


んでメインの鹿留湖から入ってみたのだがまぁ釣れない事はない。だが釣れても小さいので余り面白くないのは本音。
ここでも5gスプーンの大遠投ボトムトレースでポチポチと拾えるのだがコレじゃぁな。


でも例えばキープして燻製か何かにするなら丁度良いサイズだし頑張れば結構釣れるだろうから
そうゆう目標があればここは良いかもしれません。でもパインを知ってしまった今では釣り味だけならキビチイかなw


小僧君もポチポチは釣っていたけどそのうち飽きて寝てやがる・・・


イナバウワー中かな?


んで小一時間で湖は引き上げ次は渓流ゾーンを覗いてみたのだがここは自然渓流の景観を残しつつさりげなく幾つかの
ゾーンに分けてその溜まりに魚がいるのだが特にウェーディングが必要なレベルではなく長靴でOKな感じ。


先客万来かよ

面白そうだが魚は小さそう


だが残念ながらそれぞれのプールに先客がいて入れそうにもないので写真だけ撮って撤収。


しかし20年前とはずいぶん記憶が違う。鹿留湖もあんなんだったっけ?と疑問符だらけ。
まぁそれだけ時が経てば当然なんだろうけど(経営も変わったし)ロッジもトイレも綺麗でびっくりした。


そのロッジにはタックルベリーだけあってルアー用品(中古も少々)を売ってたから最悪手ぶらでも可な。
当然BBQもあるし食堂もある様子。そして店横にはなぜだかポニーさんもいて小さい子供がいても家族で遊べる施設になっているようです。


ちょっと見直したってか今ドキの管理釣り場はもうこうゆう風なのかもしれません。


我が武器は霧雨とプレッソ

いたずらしちゃ駄目だよ


***


浮気もソコソコにパインレイクに戻ってきたのは12時頃。客数は増えてないが余り釣れてない様子。
それもそのはず件のシェードパターンを試している人は皆無で逆に身体が寒いのか日当たりの良い場所にばかりいるのだ。


いやそれでも釣れない訳じゃないので良いのだけど狙いはチガウヨ・・・ホレキター!!パターンセイリツ!


一投で釣りますよ宣言

ではやってみろ小僧君

マヂで掛けやがったw

グッドサイズですねぇ


午後もこのパターンはガチで通用している。そしてもう1つ気がついたのだが鱒はルアーカラーを覚えるのが早い。
何度か通すと反応が希薄になるのが手に取るように。そしてまた変えれば反応開始するのであります。


そうゆう複合思考のゲーム性でもあったのか~と今回管釣マニアをかなーり見直した釣行でもありましたデモネ・・・


***


さてオシマイ。


パインがつくる影と時計回りに動いていた私達だったが午後2時に太陽が山向うに落ちてレイク全体がシェードになるとパタっと反応が無くなった。
逆に今まで鳴かず飛ばずだったフライマンが当たり始めたので魚の意識とパターン全体が変わったのだろうと認識。


まだまだ午後イチ時間だが

おいコラ!ちょっと待て!

何とオール日陰化に!


まだまだ時間はあったけど(一応18時まで可能)これにて撤収と相成りました。
これがウチの大師匠ならここからタコ粘りするのでしょうが私はともかく今ドキの若者もアッサリしたもんであります。


18時なんて冷凍庫内やで?

今回偶然にも火曜日


最後に釣れた子を申し訳ないがキープさせていただいてお開きとなりました。


ただ上記にもあるように鹿留なぞ家から10分。
疲れた~眠たい~美味いラーメン~とか呟く前に着いてしまい反省会する間もなくこれはこれで興醒めかもしれませんwww


こんな感じで結構楽しみましたし管釣に対する考え方も変わったけど・・・





まぁ次はまた20年後かなシンドルヨ
コメント
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