闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

VISTA登場でソフト開発会社はてんてこ舞い

2007年01月21日 01時13分00秒 | Weblog
今日は新製品開発のヒントを探しに外出とインターネットサーフィン。
大寒なのに普段の年より暖かいというのだが、寒さに弱い私には
15度以下はいずれも同じ、早々に帰宅した。

インターネットサーフィンしていると至るところで「VISTA」の文字、
んでもって製品版「VISTA」の詳細な仕様を調べてみる。
ユーザーインターフェースが一新して使いやすくなっているらしいが
今まで他のユーティリティソフトで実現していた機能のパクリじゃないか!
保護機能の強化やユーザー個別の管理方法なども
ユーティリティソフトで実現されている機能だ。

一番心配なのはWindows2000やXP上で動いているソフトが
VISTA上で問題なく動作するかどうかである。
ドライバなどは、各メーカーが対応するだろうから良いのだが
問題は会社で作ったソフトや自作のソフトが動作するかどうか?だ。

自作のソフトの中にはWindowsのコア機能を直接使用しているものがあり
このソフトなどは、多分、改造が必要になりそうな雰囲気である。
となるとVISTA対応の開発ツールを早急に買い揃えなければならないのは必至、
その設備投資はやむ終えない所であるが、でも痛いなぁ・・・

設備投資も痛いが、すでにリリースしたソフトがVISTA上で正常動作するか
全部のソフトの全機能についてテストする必要がある。
それには数日掛りでやらなければならないのも痛いところだ。
その他にも、会社で保有しているソフトの動作確認も必要である、
ソフトを開発する企業が解りませんでは済みませんからね・・・
あ~2月が怖い!!


今日目に付いた記事:
 ・<コカ・コーラ>飲料に破片混入 13万4000本自主回収
  アクエリアスはジョギングの後によく飲んでいたのに!!

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・内閣府経済社会総合研究所
  なかなか鋭いものもあるが、現実と乖離しているものもある。
  でも総合的には結構勉強になりますな。

全く我ながら厭きれる

2007年01月20日 00時19分19秒 | Weblog
今日はまたまた何をやっていたのやら解らない日でしたね・・・

社内のグループウェアの作成の続きをやったのはやったのですが
どうも中途半端、気乗りがしないので出来も悪いし・・・。
先日、当選した書籍を読むのも途中まで、こちらも中途半端。
知り合いの企業さんからシーケンサーを扱える人を探して欲しいとも依頼、
もちろんうちでは扱えないので、知り合いの企業さんにお願いしたのだが
それも返事待ちという状態。

唯一決まったのが、来週知り合いの社長さんと行くセミナーが遠方なので
前日から現地入りする事に決定。
遠方と行っても、神戸なので片道2時間半程の距離、
当日は午後からセミナーだから当日行けばよいだけれど、
前日行く目論見はもちろん飲み会。

セミナーに同行する社長さんとは古くからの飲み友達でもあるから
過去に方々出かけて散々飲み歩いているが、
今回はいつもと雰囲気を変えて神戸で一杯という計画だ。
現地泊すれば夜遅くまで飲めるという計算だ。
こういう事だけビシっと決まるんだから世話がない
全くセミナーが主目的なのか、飲みが主目的か大変怪しい。

「普段から休みなしに仕事しているから、まぁいいっかぁ」という
このいい加減さ
自己嫌悪に落ちってしまうが、言葉とは裏腹にしっかりOKしている自分が怖い
お~ぃ!一体普段の崇高な志は何処へ行ったんだぁ~

あるんですよね~、1年に何回かこんないい加減な日が・・・
でもまぁ、潤滑油だと思って!とか何とか言い訳をつけて
来週、セミナーを兼ねた飲み屋視察に行く予定です。
・・・こんな事していて、ホンマにええんかいなぁ


今日目に付いた記事:
 ・不二家 支援要請、りそなと協議 自主再建成否が焦点
  心を入れ替えて、安全な商品を製造販売できるように期待したい。
  ところで、今回不二家騒動で冷や汗をかいているお菓子メーカーも
  何社かあるのではないだろうか? 闇から闇に是正されているのも怖い。

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・Vector
  先日、1本プログラムをアップしたので・・・

渡る世間に沢山の鬼と少しの友人がいる

2007年01月19日 00時05分34秒 | Weblog
今日は、私がサラリーマンをしていた時の元上司が、
元の会社から転職され、現在勤務されている会社にうちの会社を
ご紹介頂くため先方の企業さんをご訪問させて頂いた。

創業当時から私は本当に周りの方々にはとっても恵まれています、
本当に周りの方に感謝しなければなりません。
もともと技術者である私の営業力など屁のツッパリにもならないのですが
周りの方々が私をいろいろ引き上げて頂き、
あれやこれやと仕事のチャンスを与えてくださる。
後は私のアイデアや提案力で、そのチャンスが掴めるかどうかです。

不思議ですね~、私が独立すると去って行った人も沢山いますが
その後でも表になり裏になって私を支えてくださる人もいる。
その経験で人の本当の姿を見ましたね・・・
一番大変な時に支えてくれた人は本当に信用できる人です。
今度は私が恩返しする責務があります。
それととともに、私に着いて来てくれる従業員たちにも
幸せになってもらいたいし、私の責任は重いという事を再認識しますね。

あぁ~もっとしっかりしなければ


今日目に付いた記事:
 ・人工クラゲを鑑賞できる“癒やし系インテリア”「アクアピクト」
  この手の製品は最初はいいんだけど、飽きがきますね。
  まぁインテリアの一部だと思えば飽きないのかもしれませんが・・・
  実際の動物は意のままにならなかったり、死があるから飽きないんだけど。

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・野口悠紀雄Online
  この方はずっと以前から私の注目の人です。著書も何冊が読みました。

トイレの神様のご利益?!

2007年01月17日 23時11分32秒 | Weblog
昨日は友人起業家と打ち合わせをした後、情報交換や歓談して
自宅に戻ったのは午前2時、久々に大量のアルコールを摂取してしまいました。
そのような状態では、布団を敷いて寝るが精一杯、
従いまして昨日はブログを休みました

私は今までも時々「XXXをプレゼント!」というような懸賞に
過去何度も応募していましたが、1度も当たったためしがなかったのに
去年から、やたら当たるようになってきました!

今日も、多分また当たらないだろうと思って応募した
朝まで生テレビ」書籍プレゼントで当選した本が届きました。
不思議ですね~、どうしたんだろう?

それで両親にも、「最近懸賞に応募したらよく当たる」と言うと
「そりゃぁ、トイレの神様のご利益だ」と言っていました。
確かに、昨年秋から毎週のトイレ掃除を欠かした事がありませんし
その頃から懸賞に当たる様になりました。

以前、トイレの神様の事をこのブログでも書きましたが、
私はそんな非科学的な事は信じていません、
しかし、トイレを清潔に保つことはとっても気持ちがいいので
続けているだけですが、懸賞に当たりだした頃と妙に時期が重なるので
とっても不思議な気持ちです。
まぁ調子に乗って宝くじなどを買わないのが、私の謙虚なところでしょうか

いずれにしても、トイレをはじめ、玄関、台所、部屋と
家中を清潔な状態にしておくことはとっても気持ちがいいですよね。
健康フェチに加え、清潔フェチが発現して来たのかもしれません
どこまで行くんだろう?? ちょっと危険やなぁ~


今日目に付いた記事:
 ・求人の年齢制限禁止を自民検討 再チャレンジ促進の一環
  意図はわかるけど・・・、男女雇用機会均等法を見ても分かるように
  現実の問題としては無理だと思えるのだが・・・

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・Yahoo知恵袋
  ちょっとした疑問などで時々利用しています。

非難轟々の私見

2007年01月15日 22時33分57秒 | Weblog
今日は、いつも勉強させて頂いている佐藤様のブログ
不二家の問題に触れられていたので、私もちょっと一経営者として触れてみます。

私の子供の頃、あまり裕福な生活をしていませんでした。
それでも誕生日やお祝い事がある時に、
両親は「不二家」のお菓子を買ってくれたものです。
子供の私には「不二家のお菓子」は大変嬉しい贈り物だったのです。
ペコちゃん、ポコちゃんのキャラも好きでした。
それだけに、今回の問題は裏切られた気持ちで、怒りより落胆の方が大きいです。

ここからは苦労知らずの新米の一経営者としてド偉そうな事を述べるので、
「ひよっ子が何を言う」「零細の癖して」とか思われる方は
読まなくても結構です、ここからお引取りください

私が思うに、バブル景気が始まる前、高度成長が終わったあたりから
企業の体質が次第に変わってきたように思います。
それが今日になって、それらのツケがすべて回って来たような気がします。

村上氏は「お金儲けがそんなに悪いことですか?」という迷言を言っていますが
私は言いたい!
「1番になる事がそんな大切な事ですか?」
「お金持ちがそんなに偉いんですか?」
「売り上げが何十億もある企業が偉いんですか?」
「あなた達は、油まみれになって働いている下請け工場の人たちより
 人間として優れていると思っているんですか?」

確かに会社という組織は営利を追及する団体です、儲けなければならない。
しかし、ドッグレースのように1番を目指すだけの営利追求や
自分の生活だけを豊かにするための儲け主義なんかクソくらえ!だ。

幸之助さんじゃないけれど、私は企業はお客さんを幸せにするために
存在するものと強く信じていますし、そこにうちの会社の存在意義があります。
もし私自身、考えが変質してドッグレースにでも参加する事になったら
会社をたたんで、田舎でひっそりと農業でもやります。

人間の生活は大なり小なり、お互いに助け合ってなりたってるんでしょう?!
不二家だって、不二家だけで大きな企業になったわけじゃない。
従業員の人たちが「1つでも美味しいお菓子を作って子供を喜ばしたい」と努力し
パートの人たち、下請けの人たちが一生懸命頑張って来たから
今日の不二家があるわけでしょう?!。
そして何より、お菓子を買ってくれるお客さんがいるから
ずっと会社が存続しえたのでしょう?!
そして同じ事を他の多くの企業にも言いたい。

現在、世界からM&Aの嵐がやって来ようとしています、
グローバル化した中にある日本の企業も巻き込まれ
自社を守っていかなければならないのも事実です。
しかし、それと品質が低下する事と関係ないじゃないですか。
お客さんにとっては、そんな事全く関係がありません。

私はよく友人の起業家と話をする時、比喩で
「アメリカは歩いて、ヨーロッパは友人と談笑しながら小走り、
 一方、日本は血反吐を吐きなら全力で走っている」と言う事があります。
そこまでしてやっとG7の仲間入りだ。
別に血反吐を吐きながら全力で走らずとも、テクノロジーがあるのだから
もっと頭を使って勝負してもよい頃だと思うんですけどね・・・

今、日本は大きな曲がり角に来ていると思います。
政治、経済、教育、産業、福祉などすべての面においてです。
もう一度、それらの根本的な意味を考え直し、
そして本当に実現しなければならないのは何かという事を
国民も政治家も経営者も従業員も自営業者も考えねばなりません。
特に政治家と公務員と経営者は責務でしょう。

そりゃぁ理想だと言う声も聞こえてきそうです、
理想かもしれません、いや理想でしょう。
しかし、理想を追求しなければ決して改善されません。
大きなトレーラーを運転したい!と思わない限り
いつまで経ってもトレーラーは運転できないのではないでしょうか。

いゃ~よくこれだけ勝手な事を書けたと思います、
これが1日何万件もアクセスのあるブロクだったら大問題になるかもしれません
あ~良かった良かった


今日目に付いた記事:
 ・au携帯4機種、ニューヨーク近代美術館の収蔵品
  これぞ日本の底力だ!

今日の気持ちステータス:
 新事業が一歩実現に向けて進んだので

今日のオススメサイト:
 ・浅田舞・真央公式サイト
  今日のお口直しにどうぞ。この子らに明るい未来を提供するのが大人の務め。

メールあれこれ

2007年01月14日 23時37分55秒 | Weblog
急に皆さんにご質問ですが...1日に何通くらいのメールを受信されますか?
受信したメールの何通くらい、真剣に読まれますか?

うちには今、会社関係のメーリングリスト、趣味関連のメーリングリスト
技術系のメーリングリスト、登録している企業のダイレクトメール、
お取引先からのメール、友人からのメールなど1日平均して30通あまり。
これでも一時期よりかなり減りました。

そのうち真剣に読むのはせいぜい2~3通です。
では他を止めればよいようなものですが、時々面白いメールがあるので
止められないんですよね~。

その中でも一番困るのが、フリーのサイトやフリーメール取得などと
引き換えのコマースメールが困り物です、これは殆ど見ません。
しかし、フリーサイトやフリーメールはいろいろ使い勝手が良いので
止めるわけにはいきませんし・・・。

普段はうっとうしいけど、時に役に立つのが家電、ファッション、
パソコン販売店からのメールですね。
欲しい家電があるときや衣服を購入する場合、パソコン周辺機器を
新たに購入する場合は役に立つことが多いです。

大変役にたっているのは、スキルアップ系です。
これは毎回全部読みます、特に経済系、英会話系、技術情報系は
定期的に勉強する習慣のない私でも、定期的に勉強できるのでGOOD。
あと、テレビ番組、サーバー監視は、録画もれなどがないので助かっています。

昨年までは、スパムメールや迷惑メールにもいろいろ悩まされていましたが
現在は数種類のフィルタを組み合わせているので全く受信せず
悩まされることが全くなくなり、かなりストレスが減りました。

私がいつも支えにしているメールは、起業家精神・経営理念用語メールです。
これは私の恩師や恩師のメンターの方がモチベーションアップの言葉を
毎日送信してくれるメーリングリストで、素晴らしい言葉が毎日送られてきます。

皆さんはどんなメールを受信されているんですかね・・・
役に立つものがあったら教えて頂きたいですね。
楽しいメールだったら大歓迎なのですが。


今日目に付いた記事:
 ・京都が3連覇、激戦制す
全国女子駅伝 2位岡山、3位兵庫

  京都勢あっぱれ!でもホームだからなぁ・・・

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・御座候
  安くて美味いんですよね~

MECE!ミクシィーじゃないよ(笑)

2007年01月12日 22時03分07秒 | Weblog
今日は昨日に引き続き、ご質問のあったMECEについて書きます。
その前に訂正です、「MICE」と記述したのは誤りで、「MECE」が正解です。

「MECE」は世界で最も成功した企業といわれるマッキンゼー&カンパニー社
開発された問題解決のための手段です。
※MECE・・・Mutually Exclusive,Collectively Exhaustive
訳すと...お互いに排他的かつ徹底的な構造化手法というところでしょうか

私が起業するために通っていた起業家塾では、塾長をはじめ多くの講師の方々が
マッキンゼーのご出身だったので、「MECE」があらゆる場面で出てきました。
それでMECEの初歩を習い、その後独学でMECEが自分なりに使えるようになったので
便利なツールとして多くの場面で使用しています。

問題解決手法は他にも沢山存在しますし、MECEが完全でもありませんから
自分が使いやすいツールを選択すれば良いと思います。
ただ、私は体系的にMECEを習ったので、MECEが使いやすいだけです。

MECEを簡単に説明すると、考えうる真因(原因ではない)を徹底的に洗い出し、
それをグルーピング・階層化して問題を整理するもので、
実際はMECEには、付随的なツールも複数存在していて
それをTPOに応じて組み合わせて問題の解決に導きます。
決してMECEだけ解決できるのではありません。

私自身、MECEを使ってみてとっても便利なツールだと思っていますが、
もちろん欠点もあります。
それは、情報収集が前提になっているので、1つの問題を解決するために
収集しなければならない情報量は莫大なものになります。
何故なら、網羅的に情報を収集する必要があるかれです。

次にその莫大な情報をグルーピングしてヒエラルキーに落とさなければなりません。
それぞれの階層に応じたレベルに落とし込まなければ意味をなさないので
大変難しい判断をせまられる場合もあります。
最終的な分析の質は、グルーピングによって大きく左右されます。

現在、MECEに関する書籍やマッキンゼーに関する書籍が沢山出版されているので
MECEを勉強したい方は、一度手にとられてみては如何でしょうか。
特にMECEの入門書としては、
「マッキンゼー式、世界最強の問題解決テクニック」(イーサンMラジエル他著)や
「考える技術・書く技術」(バーバラ・ミント著)が最適だと思います。

その一方で、MBA的問題解決手法も多くの書籍が出ていますね。
こちらも勉強されるとMECEとの違いなども分かって面白いかもしれません。

いずれにしても、経営戦略という難しい問題を解決するには
それに適したツールを用いるのが、結果的に良い結果につながると思います。
昔の先輩経営者の人たちは、このように体系だったツールが
開発されていなかったので大変ご苦労されたと思います。
その代わり、自分なりの手法をあみ出して経営に生かされたのかもしれませんね。

特に私のような素人経営者の場合、「経営者の勘」というものが
働くほどの実績がないので、このような科学的手法はとってもありがたいものです。
逆にMECEがあったからこそ、私のようなものが5年も会社を
経営して来られたのかもしれませんね。

最後に、ご質問を頂きました星川様には大変感謝いたします。
何故なら、ご質問を頂きました事によりモチベーションがあがったからです。
来期の事業計画書はまだ全然進まない状況ですが、
この作業をしている時が一番幸せな時間を過ごしているのかもしれません、
理由は一つ! 世界を変える未来の青写真を創っているからです。


今日目に付いた記事:
 ・島津、京都市に新工場建設・半導体装置向け主要部品を増産
  あれっ?三条の工場敷地内に、工場を新設するほどのスペースがあったかな?

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・松下政経塾
  私ももう少し若くて能力があったら行ってみたかったですね・・・

ご質問へのお答え

2007年01月12日 03時03分23秒 | Weblog
昨日のブログについて、コメントを頂いた方からご質問がございましたので
本日はそのおこたえに終始したいと思います。
私のような勉強中の者がおこたえするというのは、大変失礼なのですが・・・

まず人材の件です。
うちの会社のように歴史も浅く、零細な企業が人員を確保する事は大変困難です。
そこでうちの会社では、他社にはないようなビジョン、就業規則、報奨金制度を
売りにして人材を確保しています。
それでも大卒や中途採用では大変厳しい状況が事実です。

「それだけ重要なテーマが、来期の事業計画にどうして盛り込まれていないか」
というご質問への回答ですが...
人材の確保は会社設立当時からの最も重要なテーマでありながら、
今期までの事業計画の一端としてやっているだけでは難しいと判断し
来期は本業とは別に(社内起業的な方向で)専門プロジェクトを立ち上げて
そちらで人材の確保を行っている予定にしています。
従いまして、本業の事業計画書のテーマには入らないわけです。

と言いましても、確保した人材がなければ、
当然の事ながら本業のプロジェクトが進まないわけで、
専門プロジェクトは今期の下期から来期に向けて本格的に動いています。

専門プロジェクトのテーマは、アウトソース、新規採用、中途採用であり
現在、アウトソースにおいて、ルート開拓に成功しつつあります。
ルート開拓が完全に成功すれば、うちのような零細企業でも
巨大なプロジェクトを受注できる体制になる予定です。
新規採用につきましては、地域の学校とのルートを創業当時から
確保する努力がここに来て実ってきて、新規採用も可能となってきました。
また、大企業が狙わないニッチなところで人材を確保しようとしています、
こちらのご説明はご勘弁ください
中途採用につきましては、現在、保留しています。

ここまで書きますと、アウトソースに頼る形と思われますが、
うちの会社の考えとしましては、まずブランド作りと考えています。
ブランド作りをアウトソースして(もちろんコアは本社で握りますが)
早急に立ち上げて、知名度が上がったところで、順次、新規採用や中途採用に
置き換えていき、将来的にはすべてうちの会社でまかなう予定です。
それには、早くても5年程度はかかると思っていますが。

採用、アウトソースにおけるメリット・デメリットをどのように考えているか
というご質問ですが...
まず、アウトソースは単なる道具というように考えています。
もちろん様々なリスクがある道具でありますので、
そのための「保険」を用意しておかなければならないと考えています。
上でも書きました専門プロジェクトでは、ルート開拓と同時に
「保険」の確保も行いましたので、リスクはかなり少ないかと思っています。

「採用」につきましては、他社のお話を聞かせて頂くと「大変だな~」と思います。
採用したのはいいが、期待した力を100%発揮してくれる人材は1割程度だ
と嘆いておられる企業様も存じ上げております。
採用は賭けだと仰っている社長様もおられるくらいです。

しかし私は、将来的に「100%自社開発」を目指しておりますので
できればアウトソースせず、すべて自社でまかないたいと考えています。
うちの会社では、本人の希望ができるだけ叶うような制度になっていて
できるだけ力が発揮できるように最大限配慮しています。
当然、落ちこぼれも出てきますが、法の範囲内でアメリカ型を採用しています。

正社員(今後は契約社員やパート社員、アルバイト社員もですが)は
ソフト開発の会社にとって最大の経費ですね。
でも費用対効果だけを論じるのは、愚の骨頂だと思っています、
力が発揮できないのは、本人の原因が50%、環境面での原因が50%と
私は考えているので、環境面はすべて会社がお膳立てすべきだと思っています。
あとは本人次第ですけどね...

私の使命の一つに「起業家を育てる」というテーマがありますので
可能な限り、従業員達には「独立」するように奨めています。
これは経費節減にもなりますし、従業員にとってもメリットがあるからです。
そして夢物語としては、本体は系列企業をコントロールするだけで
実作業は独立した従業員の系列会社が行うようになればと思っています。

これで期待されたご質問のこたえにはほど遠いかと思っていますが
もし少しでもそうなっていれば幸いです。
更に突っ込んだご質問などありましたら大歓迎です。

MICEにつきましては、また明日ご説明させて頂きます。


今日目に付いた記事:
 ・アップルのiPhone、シスコに訴えられる 「商標侵害」発表翌日に
  どういうところで決着するんでしょうね~

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・インテックス大阪
  幕張メッセに比べて、あまりパッとしない展示会がおおけれど・・・

経営者の悩み(事業計画書編)

2007年01月10日 22時40分55秒 | Weblog
今日は少し早めの登場です。

現在、来期の事業計画書を作成していますが、いろいろ悩んでいます。

一番は「ホワイトカラーエグゼンプション」が導入されるかどうか。
その結果次第で、うちの会社も年俸制に移行するかどうかがかかっています。
経費を予測する上で、月給制と年俸制ではかなり差が出るからです。
甘い見方をすれば導入見送りと予想していますが、強硬派も居ますからね。
ソフト開発会社の経費は殆どが人件費、だからこの問題は以外に大きい。

二番目は、新事業の動向予測。
こちらは人の配置という意味で予測が難しいです。
事業が立ち上がらない場合、事業が立ち上がっても補助金が下りない場合、
補助金が下りても予測を大幅に下回る場合、満額補助金が下りる場合
それぞれの場合に応じて、割り当てられる人数にかなりの差が出てきます。
事によると、アウトソーシングしなければならない事も考えられます。

三番目は、これは毎年悩んでいますが、景気動向ですね。
完全に自社製品だけで会社が成り立つようになると、
景気動向はあまり関係がなくなりますが、
日銭稼ぎの下請け仕事を平行してやる上では大変重要な要素です。

四番目はWindowsVistaの動向です。
ソフトを開発する上で、とても重要な要素です。
Vistaの完成度と普及予測、旧バージョンソフトとの相性や
ハードメーカーのドライバ対応状況など。
その動向によっては、かなりの設備投資が必要になる場合も考えられます。
それと同時にVistaの次の世代のWindowsも視野に入れる必要があり
マイクロソフト社の動向も見逃せません。

五番目は自社開発です
現在は私自身が細々と行っていますが、そろそろ私も現場を離れるので
どのように人をアサインするか、どのように経費を捻出するかです。
場合によっては、自社開発を一時凍結して、
新事業に全人員を投入しなければならないかもしれません。

その他、細々とした事象は山ほどあり、大変頭を悩ますところです。
私はいつも事業計画書を作成する際、MICEという技法を用います。
これは大変優れた技法なのですが、泥沼にはまってしまうと
収集がつかなくなるのですが、現在、まさにその状態です。カオス状態です
情報を集めれば集めるほどカオスが広がります。
この調子だと先が思いやられますな。

しかし、苦しんで出来上がった事業計画書は苦しんだ分だけ
良いものができると信じていますし、精度も上がるものだと思っています。
そして何より、経営者としての醍醐味でもありますので。
いい加減な事をやっておくと、大切な人生の1年間をいい加減に
過ごさなくてはならなくなるので悔いが残りますからね。


今日目に付いた記事:
 ・丸紅インフォテック、iPodを遠隔操作できるリモコン
  そもそもiPod自体、小型で持ち運びに便利というコンセプトにもとづいている
  それをiPodより大きいリモコンで遠隔操作するという製品のコンセプトが
  よく見えませんね・・・一体どういう使い方でメリットがあるんだろう?

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・You Tube
  最近、MIXIの友人に教えてもらったのですが、かなりシュールな内容もあり
  私にはどこが面白いのかあまり分からないのですが・・・

襟を正す

2007年01月10日 00時42分03秒 | Weblog
今日はちょっとテレビを見すぎて今頃ブログを書いています。

「難病と闘う子供たち…私たちはこんな病気と闘っています」という番組、
涙やエールを送ることは簡単な事ですが、殆どの人は何もしてあげられません。
行政ですら難病にも認定していない状況で闘っている子供達もいます。

以前にもこのブログで書きましたが
私の人生のテーマの一つは、このような子供達のために
難病を治癒するための研究をする機関を作ることです。
でも、現状ではその夢も程遠い...

このような番組を見る度に私を待っている子供達が沢山居ると思うと
モチベーションが急上昇し、早く会社を大きくして夢のために
資金がだせるようにしようと、心に期するものがありますね。

私は会社が大きくなって、私自身巨大な富を手にしても
馬を買ったり、球団を買ったりしません。
「金儲けは悪い事ですか?」去年、村上氏が記者会見で言っていました。
金儲けは全く悪いことではありません、
しかし、そのお金の使い方が問題なのでしょう。
カーネギーさんのように、得た富を社会に還元する事が
富を築いた人の責務ではないでしょうか。 と私は思います。

まだまだ私が本当にやりたい事の1%もできていません。
1日も早くやりたい事の半分でもできるようになりたいものです。


今日目に付いた記事:
 ・三菱商事とJパワーなど豪で炭鉱開発
  夕張ではもう開発できないのですかね・・・

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・難病情報センター
  難病と呼ばれる数は俗に500種類と言われていますが、
  実際は数千にのぼるとの推計もあります。