闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

一瞬、昭和

2010年02月12日 14時25分49秒 | Weblog
私が生まれた昭和35年は、戦後から高度成長時代への移行期。
ものごころついた時から比べると、平成ももう22年になった今の時代
生活環境や言葉なども随分変わりました。

しかし時々、昭和へタイムスリップさせられるような事が起こります、
今日、昼間スーパーへ昼食を買いに行った時の事。
買い物を終えてレジを通った時、少し向こうのレジで
アルバイトらしき若いレジ係と、初老のご婦人が何やら言い合いに。

しばらくして、店の責任者らしき人がやってきて
レジ係を諌めると同時に、その初老のご婦人に平謝り、
レジ係の若いアルバイトは、納得できないのか憮然とした態度、
その初老のご婦人も納得できないのような様子だが、
まぁ責任者が謝ったので、とりあえず出口へ。

そのご婦人たちが何やら話しながら、私の横を通り過ぎた時
その激怒していたご婦人の一言で、昭和へのタイムスリップしました。

「ホンマに最近の娘はどんな教育されてるんやろね、
 んまに、こまっしゃくれた娘や!親の顔が見てみたいわ」

『こまっしゃくれた』
この言葉、もう何十年(十何年じゃないですよ)も聞いた事がありません
以前、この言葉を聞いたのは、多分、私が高校生か中学生の頃・・・
もう完全に死語になっていると思っていたのにね、
多分、今の若い人は、どういう意味か全然分からないでしょう

関西圏以外で、この言葉を使う地域があるのかどうか分かりませんが
『こまっしゃくれた』は、今の言葉言えば...
超生意気の最上級で、かつ常識外れの礼儀知らず!というところでしょうか。

推測するに、そのようにのたまったご婦人は、
若い頃に何度も『こまっしゃくれた』と言われたのでしょう

そのご婦人たちが、私の横を通りすぎた時、
私の脳のずっと奥の方で、春日八郎の歌声が響き
古いラジオから愛染かつらの音楽が流れたような気がします。
そして一瞬ですが、子供の頃の事が走馬灯のように
目の前を通り過ぎていきましたね。

ふと気づくと、ニヤニヤしている自分が居て、買い物帰りの若い女性が
「何だこの人!」というような顔で私を見ていました。
私の頭の中が、昭和にタイムスリップしたとは想像もしていないでしょう
そして思わずつぶやいてしまいました「なんぼ『こまっしゃくれた』女や!」


今日目に付いた記事:
 ・「1週間のごぶさたでした」玉置宏さん死去
  また、今日のブログの話題と連動したようなタイムリーなニュース
  この人も昭和を代表するアナウンサーの一人でしたね

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 みんな心の中に、源氏物語以上の世界で唯一の大作を持っているものですね

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