闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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中国の処刑バス

2009年02月20日 11時20分51秒 | Weblog
世界中を見てみると、日本では到底考えられないような物事が海外にはあります。
今朝のMSNニュースに「田舎に出張 処刑バス」と何とも物騒なタイトルが!!
もちろん日本の話ではなく、お隣中国の話。

処刑設備のない地域に文字通り出張して、この処刑バス内で薬物による
処刑が行われ、その映像を生中継して警察署が処刑完了を確認するのだとか。
中国では、まだまだ一般的に銃殺が行われているようですが
現在、「文明的な」薬物処刑に切り替えが行われているので
このような処刑バスが登場したそうで、40台が稼動中だそうですよ。

日本では、このような処刑バスの出張サービスなど考えられませんね。
大体、死刑反対の団体たちが、処刑バスの運行を阻止するでしょうし
世論でもまず理解を得る事ができないでしょう。さすが中国という感じです。
中央の権力を誇示したり、人民に恐怖を与える事による効果も
狙っているのではないでしょうか、おー怖っ!

日本ではどのようにして処刑の確認をするのか知りませんが
恐ろしいのは「処刑する映像を生中継して警察署が処刑完了を確認」という点。
一旦、電気信号になってモニタに映し出されるた映像は
もはや自分がその映像の中の事に関係しているという意識が希薄になります、
即ち、モニタの向こうで起っている事は、生中継であろうが
ゲームの動画であろうが同じですから、罪悪感など生まれません。

湾岸戦争やイラク戦争の時に、米軍のミサイルに搭載されたカメラで撮影した
ターゲットに当たって爆発するまでの動画を見たことがあります。
その映像を見ている人間は、完全に安全な圏内で、ご飯を食べながらとか
コタツでみかんでも食べながら、家族団らんの時間にある。

ターゲットが命中した瞬間、映像が途絶えてしまうので
その後の事はわかりませんが、しかし、信号が途絶えた映像の向こうでは
多くの人の血が流れ、多くの孤児や子を亡くした人が出、また手足がもげたり
粉々になった肉片となった多くの死体が転がっているはずです。
多分、あたりは血の海だ......

そこまで想像できますが、その映像を見ている私達には
勿論実感がありませんから、まさにゲームの一コマと同じです。
物理的な痛みがないから、罪悪感を微塵も感じません。
従って、そういう非人道的な事が行われていても、
所詮他人事、ですから更にエスカレートする可能性もあるでしょう。
映像の向こうで行われている事に痛みを感じない感覚が大変恐ろしい・・・
中国の処刑バスはそれと同じではないでしょうか。


今日目に付いた記事:
 ・東証前引け、反落 米株下落を嫌気、TOPIXは昨年来安値下回る
  確かに上がる材料がありませんからね・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 バーチャルは人類を滅ぼす!?

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2 コメント

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Unknown (佐藤直曉)
2009-02-20 20:06:42
たしかに視覚というのは客観性をうむけれども実感を伴わない危険がありますね。
戦争や処刑の映像まではとても手に負えませんが、自分の身のまわりでも、ものを持つときの手触り、手応え、そういった感覚を大事にしていきたいものです。
返信する
Unknown (はんなり社長)
2009-02-20 20:20:37
佐藤様、またまたコメントありがとうございます!

>たしかに視覚というのは客観性をうむけれども実感を伴わない危険がありますね。
そこがとっても怖い事だと思います。

>自分の身のまわりでも、ものを持つときの手触り、手応え、そういった感覚を大事にしていきたいものです。
私も大賛成です、やっぱり五感で感じる
のが一番。
特に人肌のぬくもりは大事にしたいです。
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