闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

暮らしがあり、夢もあったでしょうに・・・

2011年03月26日 21時21分00秒 | Weblog
皆さん、「ネコの島」というのをご存知でしょうか?

私はその島の事を知ったのは、確か去年か一昨年の事だと記憶しています。
「ネコの島」・・・島に沢山のネコが自由に往来して、島民と共に暮らしている島。
その島の正式名称は「田代島」というのですが、
その田代島、宮城県の仙台湾に浮かぶ島なので、
今回の津波でどのようになったのか知りたくてインターネットで調べたら
影響はかなりあったものの、多くの島民の方々もネコ達も無事だとか、
そのサイトに載っていた元気にしているネコ達の写真姿をみてほっとしましたね。
こういう時だからこそ、のんびりしているネコの姿は印象深いです。

アメリカの3大ネットワークのサイトでは、連日、日本の現状を流しています。
それと同時に、日本に来ていて津波に遭遇して行方不明になった
アメリカ人の家族のインタビューなども流しています。
現在の行方不明者の中には、多くの外国人の人も含まれているんですよね。
先日、これは日本のメディアでしたけど、
日本人と結婚するために来たタイ人女性の事を流していましたよ。
その人は無事生き延びておられるのですが、タイ政府から帰国勧告が来たとの事。

外国から来た人たちが、たとえ遺体で見つかっても、
何処の誰だか照合するのは大変難しいでしょうね。
先に、ニュージーランドのクライストチャーチで被災された日本人留学生の
身元を照合するのにも、かなり時間がかかっていたのと同様でしょうから。

また戸籍情報が津波で流されてしまって、住民の情報が全くなくなってしまった
自治体で、一家や親戚まで全員流された人たちとか、
身寄りのない一人暮らしの人たちは、遺体すら見つからなかった場合
どうなってしまうのでしょうかね?
存在した事すら忘れ去られてしまうのでしょうか・・・ちょっと悲しすぎます。
その人たちにも日々の暮らしがあり、夢もあったでしょうに・・・

幼い子供たちも沢山犠牲になっていますよね、
新入学のために買ってもらったランドセルが、泥まみれになって見つかったのに
それを買ってもらって喜んでいた子供は見つかっていないという例もあります。
そういう悲ししぎる話をニュースなどで見聞きする度に、
私の心の中では神仏の存在が人間の幻想であるとしか答えが出てきません。
そしてそれがもし自然淘汰というのであれば、
心を持った人間という種の悲しみは、一体何処へ向かえばよいのでしょうか?

ただ一つ言えることは、今回の事は決して対岸の火事じゃないという事です。
これから私も地方への出張も増えるし、海外に行く事も増えます。
どこでどういう災害で被災するかわかりません、
その時のための心の準備だけはいつもしておく必要があると思いますね、


今日目に付いた記事:
 ・<福島第1原発>東電「貞観地震」の解析軽視
  これが事実なら「安全」といい続けて来た東電は詐欺師集団だ!

今日の気持ちステータス: 鼻水ドロドロ

今日の一言:
 阪神淡路大震災から時間が経って警戒感がなくなってきたが、
 再び備えを万端にする必要があります

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