大企業のパワハラと安倍政権の三本の毒矢

それにしても大企業はそんなに景気が良くなって来たのですかね？

『日産、ベア３５００円「満額回答」…ボーナスも』
『シャープの新卒採用、前年の３倍３００人に　業績回復で』
『減らした賞与半額、社員に返還へ　パナソニック』

それに引き換え、中小では大企業から消費税＋３％分の
コストダウンを要求されて苦しんでいるというのに・・・
殺し文句は「できないのなら、他の企業に乗り換える」
これはいわゆる価格転嫁できないというジレンマ。

これって殆ど恐喝じゃないのですかね？社会的なパワハラでもある。
行政からは、そのような恐喝まがいな事はしないように
通達があるようですが、現実にはそういう事が起こっています。

誤解があってはいけないので言っておきますが、上で紹介した企業が
恐喝まがいな事をしているという意味ではありませんよ、お間違いなく！
そんな証拠はどこにもありませんので。

法的には、大企業のコストダウンに対して、価格転嫁カルテルを結ぶ事が
許可されているとはいえ、それだったカルテルを結べない零細企業に
しわ寄せがいくんですよね、結局。

それにアベノミクスの三本の毒矢（※）が作用しますから、
一時的に潤うのは大企業だけで、それも尻すぼみになる。
中小零細は、小作農の如く貧困から抜け出せません。
企業間格差、地域間格差はますます広がり、
その結果、日本経済は暗黒の時代を迎える事でしょう。

※三本の毒矢
　大胆な大企業向け金融政策
　儲かるゼネコンへの財政政策
　冷え込む民間投資


今日目に付いた記事：
　・シンガポールでビットコイン取引所の経営者が不審死、自殺か
　　これは探偵推理小説のネタになりそう

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　また雪かよ！！(-_-#