今日のヨミウリ・オンラインの記事、
「NEC、希望退職に正社員2393人が応募」
「シャープは2000人程度の早期退職者を募集」
ちょっと前には、べつのニュースサイトですが
「パナソニック本社大幅縮小 7000人から一気に数百人に」
日立も東芝も三菱電機も、人員削減を行っています、ソニーもね。
どうなってしまうのでしょうかね~日本の電機産業は。
私の場合、今、直接シャープさんと打ち合わせを行う立場ですから
大変複雑な気持ちです、もっとシャープさんには儲けてもらって
うちの製品をもっと買ってもらいたいですからね
しかし、シャープさんだけじゃないと思いますが、
「設計は日本国内で、モノ作りは海外で」という構図が一般化していますから
人員削減しなくとも、日本のモノ作りはますますダメになると思いますね。
以前もここで書いたかもしれませんが、先日もシャープさんと打ち合わせした時
技術の方から本音がポロリ、「モノづくりをやりたいからこの業界に入ったのに
今は全くモノづくりをやらないので・・・」と寂しそうでした。
それと痛感するのは、日本の技術者の技術力の低下、
私は現在の職務を遂行するために、電子工学や電気に関する勉強を続けていますが
某電機会社の技術の人と話をしても、「どうしてそんな事知らないの?」と
素人に毛が生えた私が思う場面がしばしば、向こうはそれでもプロなんですよね。
そういう場面に出くわす度に、技術立国日本の再来という期待が
私の心の中で、みるみる音を立て崩れ去る思いをしています。
多分、ソフトウェア開発の現場でも、同じようなものだと思いますね。
これは聞き伝えなので、真偽のほどはわかりませんが、日本の大手家電メーカーの
営業マンが、台湾のある大手企業を訪問した時の事、向こうの担当者に
何度面会しても冷たくあしらわれるだけ、そこにサムスンの営業マンが来たら
「お待ちしておりました」と丁寧な物腰で別室に案内されたのだとか。
その後、「まだ居るのか」とばかりに、追い返されたというのだ。
世界に名前が通っている日本の大手家電メーカーの営業マンなのに。
それが現在の世界の実情だという事を私たちは知らなければなりません。
日本経済の要である電機産業が、再び世界と勝負できるようになるには
過去の栄光を捨て去り、ハングリー精神を持ってサムスンやLGに
追いつけ追い越せの精神で、歯を食いしばり汗をかかなければなりません。
もはや日本の方が、格下だという事を忘れてはなりませんよ。
日本は「ジャパン・アズ・No.1」だと言って奢りすぎました。
今、1960年台の高度成長期と同じ気持ちで、
また一から出直さなければ、今後の日本の復活はないと思いますね。
まだ自動車産業は日本が優位ですけど、
いずれ電機産業と同様に夕暮れを迎えるのは間違いありません。
先頭を走り続けるのを考えると同時に、その時の事を考えておく必要があるでしょう
そして如何にして夜を乗り切り、新しい夜明けが迎えられるかを
真剣に考えておく必要があるでしょう。
今日目に付いた記事:
・自公、問責決議を提出 29日採決へ 首相、解散拒否の構え
だったらどうして内閣不信任決議案を衆議院に出さない?パフォーマンス?
今日の気持ちステータス:
今日の一言:
日本もまた零からやり直す覚悟が必要だ。
「NEC、希望退職に正社員2393人が応募」
「シャープは2000人程度の早期退職者を募集」
ちょっと前には、べつのニュースサイトですが
「パナソニック本社大幅縮小 7000人から一気に数百人に」
日立も東芝も三菱電機も、人員削減を行っています、ソニーもね。
どうなってしまうのでしょうかね~日本の電機産業は。
私の場合、今、直接シャープさんと打ち合わせを行う立場ですから
大変複雑な気持ちです、もっとシャープさんには儲けてもらって
うちの製品をもっと買ってもらいたいですからね
しかし、シャープさんだけじゃないと思いますが、
「設計は日本国内で、モノ作りは海外で」という構図が一般化していますから
人員削減しなくとも、日本のモノ作りはますますダメになると思いますね。
以前もここで書いたかもしれませんが、先日もシャープさんと打ち合わせした時
技術の方から本音がポロリ、「モノづくりをやりたいからこの業界に入ったのに
今は全くモノづくりをやらないので・・・」と寂しそうでした。
それと痛感するのは、日本の技術者の技術力の低下、
私は現在の職務を遂行するために、電子工学や電気に関する勉強を続けていますが
某電機会社の技術の人と話をしても、「どうしてそんな事知らないの?」と
素人に毛が生えた私が思う場面がしばしば、向こうはそれでもプロなんですよね。
そういう場面に出くわす度に、技術立国日本の再来という期待が
私の心の中で、みるみる音を立て崩れ去る思いをしています。
多分、ソフトウェア開発の現場でも、同じようなものだと思いますね。
これは聞き伝えなので、真偽のほどはわかりませんが、日本の大手家電メーカーの
営業マンが、台湾のある大手企業を訪問した時の事、向こうの担当者に
何度面会しても冷たくあしらわれるだけ、そこにサムスンの営業マンが来たら
「お待ちしておりました」と丁寧な物腰で別室に案内されたのだとか。
その後、「まだ居るのか」とばかりに、追い返されたというのだ。
世界に名前が通っている日本の大手家電メーカーの営業マンなのに。
それが現在の世界の実情だという事を私たちは知らなければなりません。
日本経済の要である電機産業が、再び世界と勝負できるようになるには
過去の栄光を捨て去り、ハングリー精神を持ってサムスンやLGに
追いつけ追い越せの精神で、歯を食いしばり汗をかかなければなりません。
もはや日本の方が、格下だという事を忘れてはなりませんよ。
日本は「ジャパン・アズ・No.1」だと言って奢りすぎました。
今、1960年台の高度成長期と同じ気持ちで、
また一から出直さなければ、今後の日本の復活はないと思いますね。
まだ自動車産業は日本が優位ですけど、
いずれ電機産業と同様に夕暮れを迎えるのは間違いありません。
先頭を走り続けるのを考えると同時に、その時の事を考えておく必要があるでしょう
そして如何にして夜を乗り切り、新しい夜明けが迎えられるかを
真剣に考えておく必要があるでしょう。
今日目に付いた記事:
・自公、問責決議を提出 29日採決へ 首相、解散拒否の構え
だったらどうして内閣不信任決議案を衆議院に出さない?パフォーマンス?
今日の気持ちステータス:
今日の一言:
日本もまた零からやり直す覚悟が必要だ。