闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

今も決められない日本人

2012年08月15日 21時51分48秒 | Weblog
今日は67回目の終戦の日ですね・・・

毎年、書いているのですが、自由気ままにやりたい放題生きている私は、
やりたい事が一杯あった若者たちが散っていった事を思うと大変胸が苦しくなる気がします。
そして毎年思うのが、そのような彼らの夢への気持ちはどこに行ったのでしょうか?
これも私はこのブログで何度も書いていますが、霊などの類は全く信じていませんので
彼らの気持ちが、あの世に行ったとか、この世で彷徨っているというのは信じません。

今日、NHKで「終戦 なぜ早く決められなかったのか」を見ましたが、
残念ながら日本のトップたちは、あれから67年絶った今もまるっきり同じで
全く進歩していない事に、半ば愕然としました、というか失望しましたよ。
「決められない日本」体質は今に始まったのではなく、日本人の気質として
深くDNAに刻まれているのだという事がはっきりしました。

「決められない」「情報を共有しない」「都合の悪い事は隠す」「戦略を立てられない」
このような体質を備えた日本人が、よくまぁ一時期でも経済大国になれたものだと
感心してしまいますよ、その時期、勤勉がそれらより勝っていたのでしょうね・・・

しかし勤勉さが失われた今、それらの気質が顕著に出ているのがバブル崩壊以後の日本だと
思いますし、そられは世界と勝負していくのに必要なものばかり!
今、世界で求められているのは、即決、情報共有、PDCAサイクル、緻密な戦略。
それが欠落しているのですから、経済大国返り咲きどころか、衰退しか見えてこない。
私も含めて、そのような悪い気質は、根本的に改善しなければ、活路はないでしょう。

内容の良い悪いは別として、橋下さんが絶賛したように、ノダッチは「決める」という点では
まだ物事を決めようとする他に例を見ない政治家なのかもしれません。
但し、詐欺をして違う方向を決められても困るのですけどね。

「決められない」「情報を共有しない」「都合の悪い事は隠す」「戦略を立てられない」
それらの気質は、私の性分とは相いれない内容も多いですから、
多分、私にとって日本が住みにくいと感じる所以であるかもしれません。

それに私が不満なのは、日本人は議論をしない!!
議論しようとすると、屁理屈だのこうるさいだの言って逃げられてしまいますが、
どーせ議論できるだけのスキルがないから、逃げているだけでしょう。
お互いに議論しあって、妥協点を見出して行くことこそ大事なにのね。

大体、その根本にあるのは、責任を取った人が復活できない社会構造が原因だと思います。
だからもし自分が決めて失敗したら、二度と復活できませんから決断しない。

まぁいずれにしても、日本人がグローバル化するためには、根本的に考えを変え
失敗しても復活できる社会にしなければなりません。(まぁ無理でしょうけど)


今日目に付いた記事:
 ・尖閣、香港活動家ら14人逮捕 不法上陸容疑などで
  でも、また衝突漁船の船長のように、返還してしまうんじゃないだろうな?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 やっぱり日本の気質が合わないわ