闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

対岸の火事と思ってはいけない

2012年04月23日 22時01分42秒 | Weblog
今朝、京都の亀岡市で大変痛ましい事故が起こりました。
私の住んでいる西京区からだと、自動車で30分くらいのところです。
可哀想ですね・・・亡くなった子供たちや引率の父兄さん、
いまだ生死の境をさ迷っている子供たち。

気ままに好き勝手生きている私がいつも思うのは、
亡くなった人たちの夢や希望に対するエネルギーというのは
一体どこへ行って、どうなってしまうのかという事。

加害自動車に乗っていた3人達には、自分たちのやった事の愚かさを悔い、
一生を掛けて罪を償ってもらいたいと思います。
それができないのなら、二度と娑婆に出てきて欲しくありませんね。

しかし、それを被害者側からだけ見ていたのでは事故はなくなりません。
加害者の立場からも考える必要があります。
何故なら、程度の違いはあるとしても、私たちもいつ加害者になるか
わからないし、加害者にならないためにも、加害者側から考える必要がある。
決して対岸の火事ではないという事です。

失敗学の権威である畑村氏の著書の中に、そのような重大事故を
対岸の火事と思っていると、さらに大きな事故が起きるという事です。
そして普段の小さなミスの積み重ねを修正しなければ
いつか必ず大きな事故につながるのだという事も忘れてはいけません。

以前、オートバイ好きの私はよく交通違反を繰り返していました。
殆どがスピード違反です、以前このブログでも書きましたが
180日という最も重い免停になった事もあります。
警察に捕まるとホント面白くない気分になりますよね、罰金も科せられるし。

でもある時から、警察に止められて良かったと思う事にしています。
何故なら、そのまま警察に捕まらずスピードを出していたら
ひょっとしたら死んでしまうような事故を起こしていたかもしれない。
それを警察が未然に食い止めてくれたと思うようにしています。

事実、一度スピード違反で止められた時、調書を取られた後解放されて
帰宅する途中で、自動車の多重事故を目撃した事があります。
あの時、警察に止められなかったら、その状況を見る限り
ひょっとしたら私も巻き込まれていた可能性は大きかったです。

先日、免許証の更新に行った時も、面白くない話を聞かされて眠くなると
思っている人も多いと思いますが、私はしっかり聞くようにしています。
何故ならその話の中には、事故を検証し原因を突き詰めた情報が
含まれているので、自分がそのような状態にならないよう
事前に注意することが可能になるからです。
つまり、畑村氏の失敗の科学じゃないけれど、そこで見聞きした情報を
対岸の火事とは思わず大切な情報として記憶すべきですから。

「人の振り見てわがふり直せ」先人の英知あふれる知恵を
私たちも活用しなければ、もったいない。

亀岡の事故でお亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます


今日目に付いた記事:
 ・EU、ミャンマー制裁停止=資源貿易解禁―外相理事会
  知恵あるミヤンマーの決断、愚かな北朝鮮の決断、同じ決断でも・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 「人の振り見てわがふり直せ」に尽きるでしょう。