闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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人材の海外流出? 大いに結構

2012年04月09日 23時42分19秒 | Weblog
昨日は、家電メーカーの一事業部が、海外メーカーに身売りされて
そこで働く従業員の苦悩を伝える番組を見ましたが、ニュースサイトで
電機はリストラの春、人材流出など負の連鎖も」という記事。
どこも厳しいですねー、大手電機メーカーが不調になると
その企業が影響する末端の企業まで影響を受けますからね。

それに関係して、人材の海外流出も大きく問題視されています。
私は、人材流出には2つの側面、即ちプラスの面とマイナスの面が
あると思っておりまして、必ずしも悪い事とは思っておりません。

日本人もこれから海外に活躍の場を見出すべきだと考えていますし
日本人が世界中に拡散して、日本の底力を現地で発揮できれば
それだけで日本人の価値が上がり、さらに後に続く日本人の
活躍の場が広がるというものです。

人材の海外流出というと、直ぐにマイナスの事を思い浮かべるのは
間違っていると思いますね。流出じゃなく、消極的進出だと思いますが。
私自身、海外で働けるチャンスがあるなら、是非ともチャレンジしたい。
こんな狭い日本で、狭い了見に囲まれて、気を使いながら生きていくのは
私の性にあわないし、息がつまりそうで・・・。

しかしながら、人材の海外流出には、マイナスの面があるのも事実です。
それは、日本経済をけん引する人物が少なくなる事は確かにマイナス。
でもそれは、政府や企業がに問題があるわけで、
それを根本的に止めたいなら、もっと夢のある働く場所を造る努力を
しなければなりませんし、もっと国民に投資しなければなりません。
これほど優秀な人材が海外に流出しているというのに
消費税増税を政局にする事ばかり考えている場合じゃないでしょう?

最近、アフリカ諸国が少しずつ経済力を付けている背景には
海外の最先端の事を学び、またアフリカの自国に戻って、
その知識をもとに、大きな事業を起こす人もすくなくない。
つまり海外で学ばせ、そのフィードバックで国を富ませるという方法です
日本もその手で経済復興するという方法もあると思いますよ。

ただその場合「戻って日本のために」という心の原動力が必要ですから
そういう衝動が起こるだけの要因が必要になります。
そう思わせるほど、日本は魅力のある国になる事が出来るでしょうか?
今の日本では、魅力的だとは言い難いと思いませんか?
もっと平等に勝負ができ、失敗しても再起できるチャンスが与えられ、
お互いに率直に意見を述べ合える環境がこの国には必要。

結局行きつく先は、日本には大改革が必要だという事に他なりません。
もちろん国民の意識改革も必要ですよ、お忘れなく!

今日目に付いた記事:
 ・倒産3年連続で減少 2011年度、政府の支援策効果
  絶対数が減れば倒産件数も減るわな。統計の罠にはまってはいけない!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 日本人の活躍するフィールドの拡大と捉えるべきでしょう