消費税やTPPより雇用問題の方が優先でしょう！？

先日、厚生労働省の発表によると、生活保護受給者は２０５万人を越え
戦後最多になったそうだ、深刻な状況ですね。
つまり、現在は戦後の混乱期よりさらに悪い状態という事か？
でも全人口に対する生活保護受給者の比で言えば、
まだ戦後よりはマシなのだろうが、大変危機的状態であることは疑う余地もない

特に問題なのが、働き盛り世代の生活保護受給者の数が大幅に増えている点。
リーマンショック以後、激増したそうだが、とりあえずリーマンショックも
一段落したわけだし、雇用が回復しそうにおもえるのだが、
現在は、大震災と円高の影響が大きいようです。

大震災の復興は、いくらいトロい政府の対応でも、時間の経過とともに
復興が進むでしょうからよいとして、円高は何としてでも阻止すべきでしょう。
単独の市場介入だけでは、もはや効果は一時的にすぎません。

今日、ある番組で、勝谷氏が日銀が貨幣の流通量を増やせば
円が暴落して、インフレに向かうが、そこを上手くコントロールすれば
輸出産業が復活するような事を言っていましたが、どうでしょうかね？

素人のわたしとしては、TPP参加との絡みもありますから、
貨幣流通量を増やして、円を一度暴落させが良いような気もしますがね。
まぁその結果、円安以外にどのような影響がでるかわかりませんけど。
そこは、インフレに陥る前に寸止めになるよう、
貨幣流通量を抑制するなり、公定歩合を引き上げるなりすれば
良いのではないかなと思いますがね。
専門家から、そんな簡単な問題じゃ無いとお叱りを受けそうですが。

とりあえず、今、消費税引き上げやTPP参加是非よりも
雇用確保の方が緊急課題だと思いますけどね。
雇用が増えれば、自ずと歳入は増えるわけで、政府のやっていることは
何だか本末転倒なような気がしているのは私だけでしょうか？

バーっと札ビラ刷って、復興のためにパーっと使って・・・
復興のための仕事が増えれば、自然と雇用も増える。
ちんたらちんたらやっているより、余程、効果があると思いますけど。　

私が起業家塾に行っている時に「なまじっか頭の良い人は起業できない」
と言われていました、つまり、頭が回るといろいろな事を考え過ぎ
結局、起業できないという結論に至ってしまうのだとか。
私ら単純ですから、まず大きな目標に向かってどーんとやって
後の細々とした事は、後で対処すれば良いように思ってしまいますがね。

まぁいずれにしても、政府にも行政にも私のような単純な人はいませんから
だからバブル崩壊後の長期不況から脱出できないんですよぉっ！


今日目に付いた記事：
　・オレ様は中国だゾ！「裏付けのない正当性を繰り返す」国柄
　　確かにそういう側面はあるもののちょっと言い過ぎでしょう、この記事

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　日本の最優先課題は、雇用創出でしょう。