闘う社長の再起編

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私がTPP参加に反対する理由

2011年11月02日 22時41分12秒 | Weblog
今日、ニュースで民主党内におけるTPPの討論会の模様が映し出されていましたが
私はそれを見て、江戸時代末期に「攘夷派」と「開国派」が激しく論議している絵を
思い出してしまいました。
ご存じの通りそのゴタゴタが、さらに倒幕に勢いをつけました。
現在も、政府が末期的状況にある点は、江戸末期と同じだとは思いますが
大きく異なるのは、新しい国を目指すだけのエネルギーがない事でしょう。
まぁ今、そのくらいのエネルギーがあるのは、橋下徹さんくらいじゃないかな。

江戸末期では、次の時代を担う人たちが活躍していましたが、
現代においては、そのような人たちがいる様子もなく
ただ江戸末期がダラダラと続いているような感じすらします。

昨日も書きましたが、私はTPP参加には反対の立場です。
しかし、もし江戸末期と同じような状況だとするならば、TPPに参加して開国して
新たな国造りを進める事が良い選択肢かもしれません。
大政奉還後数年間、多数のあぶれた武士達が出現しましたし、
内戦にまで発展しましたが、結局、落ち着くところに落ち着きましたので
TPPに参加すれば、国内の産業が大ダメージを受け、
あぶれる人たちで溢れかえるかもしれませんけど、
結局、落ち着くところに落ち着くのかもしれません。

明治維新の時は、強力に中央集権化を推し進めましたが今回は違います、
逆に道州制を導入して、各州でより独自な産業の育成を図れば良いのかもしれません。
しかし、官僚が法を盾に、既得権にしがみつくでしょうね。
そこが江戸末期と異なり、法治国家の大きな弱点であり
それをどのようにして乗り越えて、新しい国造りを始められるかです。
ある意味で、今の私たちは、江戸末期より不自由な状態なのかもしれません。

そしていい機会じゃないですか、憲法を見直すには。
天皇を象徴といういい加減な立場にしておくのではなく、
はっきりと元首と明記し、英国のような立憲君主制にしてしまえばいい。
そして天皇家にも納税の義務を課し、人間としての自由も与えてあげればいい。
憲法9条で、日本軍の設置を謳い、集団的自衛権の行使も明記すべきです。
但し、過去の過ちを犯さないような様々な制限も明記しなければなりません。
そこまですれば、日本は真の独立国になれると思いますけどね。

と、ここまで書けば、私がTPP参加推進派のように思われるかもしれません。
でも考えてみてください、失業した武士を保護する法がなかった
江戸末期~明治初期とちがい、そういう人たちを保護する法があります。
なので、むげに「自分たちで仕事を探せ」というわけには参りませんから
とどのつまり、TPPに参加しても日本がTPP後進国になるので
私はTPP参加に反対の立場なのです。
まず日本国民にグローバル化の厳しさを教育する事こそ先決です。


今日目に付いた記事:
 ・福島第一原発、再測定でもキセノン検出
  いや、悪徳東電の事だから、もっと何か隠しているだろう!?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 昔、幕府・薩摩VS長州、今、TPP推進派VS反対派