闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

やっぱり「ニュースは歴史」だ!

2011年05月18日 20時58分55秒 | Weblog
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」
と言われて、ピーンと来た方は偉い!
これは私たちが「イギリス」(英吉利)と呼んでいる国の正式名称である。

イギリスは、イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド
から構成され、元首は言わずと知れたエリザベス二世。
先日、結婚式を挙げたウィリアム王子の祖母に当たる人ですね。
そのエリザベス二世が、イギリスの元首としては100年ぶりに
アイルランドを訪問されたとのニュースがCNNサイトに載っていました。
両国は長い間、ドンパチやってましたからね・・・

しかし元々ロンドンのあるグレートブリテン島は、ケルト人の土地であり
今の英国人であるアングロサクソンが、血生臭い殺戮をくりかえした結果
今日のようにグレートブリテン島に居座る事になった訳で
そりゃぁケルト人の末裔であるアイルランド人には
2千数百年の恨みがこもっていますよ。

私は大学時代に、古代英語やケルト語を研究していましたから
普通の人よりは、少々、その時代の歴史には明るいです。
ケルト人と言っても「誰?それ?」と思う人でも
ストーンヘンジはご存じでしょう、それを造った民族ですケルト人は。

上で書いたエリザベス二世のアイルランド訪問の記事で
大学の頃に研究していた事を思いだし、
懐かしくて今、いろいろ書いているわけです

私が興味を持っていたのは、ケルト人たちがグレートブリテン島に
住んでいた頃から、神話でお馴染みのアーサー王の5・6世紀、
円卓の騎士が活躍した時代くらいまでが、面白い。

余談になりますが、私の大学のゼミの先生がイングランド人でしたが
よく古代英語で訳のわからない詩を暗唱してくれました。
古代英語の音はまるでドイツ語のようでしたけど。
そのゼミの先生、日本語が全く話せ無かったのですが
(もちろん講義も英語オンリー)私も当時は普通に英語が話せたので、
特に困りませんでした、あーあのまま英語がずっと話せていたら
今、こんなに困る事がなかっただろうに・・・・

話を元に戻して、イギリスとアイルランドの場合、
日本と韓国より、ずっと長い間敵対してきましたから
Queen Elizabeth Ⅱが訪問されたというのは、異例中の異例。
この記事は、日本のニュースでは流れませんでしたけど
歴史的に大変大きな出来事だったと思いますよ。
日本でいえば、豊臣秀吉が韓国を訪問するようなものです。

池上彰さんじゃないけれど「ニュースは歴史」ですから
福島原発一辺倒じゃ無く、世界にも目を向けましょうよ。


今日目についた記事:
 ・東日本大震災 三陸海岸復興へ国立公園に再編 環境省方針
  たまには、役人も少しはマシな事を考えますな。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 エリザベス二世さん、お元気ですなー。