闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

ソフト開発業界・ちょっと裏話

2005年07月12日 00時30分30秒 | Weblog
本日は今手がけている仕事のプログラムが少し動き出してきたので
デモという形でお客さんに見ていただいた。

結果としては良いご評価を頂き、大変有難い事である。
お客さんに喜んで頂ける事は、会社としても技術者としても最高の喜びであり
それまでの作業の疲れは吹き飛び、今後の作業におおいに励みにもなる。

励みというのはとっても大切で、普段の力以上の力が発揮できる
困難のハードルが下がり、より困難な問題に当たるための余力ができる。
それに紳士的な企業さんだから、余計に力もでるというものだ。
それにうちの会社の考え方などもご理解して頂いているので、
力倍増というところであろうか。

私自身はうちの会社は変わっていると全然思っていないのだが、
周りからはしばしば変わっていると言われる。

理由は「駆け引きなし」だからだ、
私たちの業界では作業が遅れていても、お客さんを安心させるという理由で
「遅れていない」と報告するのが当たり前になっているし、
出来もしない事でも「やります」と答えておいて、
ごまかしたプログラム処理であたかも出来たかのように見せかけ
料金を上乗せしたりするのも当たり前となっている。
その他にも業界の悪習慣がたくさんあり、
そんな事だから逆にお客さんの不審を招く結果となる。

それらはどう考えてもおかしいと私は考えているのだが、
業界からすれば、その私の考え方こそおかしいらしい。

しかし、遅れているのなら、遅れた原因をしっかり分析して
お客さんに原因を説明した上で、どのように遅れを取り戻すかを
具体的かつ可能な案を提示した方が安心して頂けると思うのだが。

また、お客さんがプログラムを見ても解らない事をよい事に
出来もしない事を誤魔化して、あたかも出来た様に見せかけるのは、
モラルの問題というより詐欺だと私は思うので、
出来ない事は出来ないとはっきり伝え、その代替案をご提示させて
頂くようにしている。

サラリーマン時代にも、バグが発生したので「バグです」と
お客さんにはっきり言ったら、上司からこっぴどく叱られた事がある。
「あの場合は、客がわからない単語を並べ立てて、仕様という事にすると
 客が安心するから、はっきり言うな!」と。
その上司の口癖は「お客様の立場に立って」だった

まだまだ業界の裏話は沢山あるのだが、別の機会にでも暴露したい


今日目についた記事:有料CH→無料、違法チューナー販売業者を逮捕
この業者から頻繁にDMが来るので、
ずっと前からTV会社や警察に知らせていたのに今頃やっと逮捕かえ

今日のステータス:

明日のおすすめテレビ番組:ガイアの夜明け (テレビ大阪) PM10:00~
             「会社は誰のものか?株式市場を巡る攻防」