保留というのは、どういうことか。
結論を先送りにするということである。
設置審の先生方も苦肉の策を出してきたように思う。
今ここでOKなどを出したら、それこそ大変な騒動になるし、かといって、もう建設がどんどん進んでいる獣医学部の開設を認めないということにしたら、学園からの反発、今治市からの反発は大きいだろうし。
今治市民は喜ぶと思うが。市民の負担が大きすぎて本当はやめたほうがいいのだから。
設置審の先生、悩むところである。
ずっと保留にしておくのが得策かもしれない。
とはいうものの、設置審の責任はどこかで問われる。
当たり役ですね。設置審の先生方。
新しく獣医学部をつくらなくてもよいと思うなら×をつければよいのであるが、そんな勇気のある先生がどれだけいるか。
逃げたい気持ちだろうね。
そもそも設置審は法人の経営がどうとのいうところは審査しない。シラバスとか教員の数や質などが審査対象なのである。
だから、微妙なところなのである。