3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

グーグルのストリートビューで思い出をたどり泣きました

2017-05-28 16:54:30 | 日記
叔父がなくなったという。
88歳という高齢なので、仕方がないだろうと思う。

それで、叔父の家はどうやっていくのだったっけと思ってストリートビューで調べる。
ああ、懐かしい。
叔父の家、塀もそのままで、子供のころ遊んだ庭も写っている。

写真が撮られた日付をみると叔母はもうなくなっていたが、叔父は生きていて、そこに生活している人がいるということが何気なくわかる。カーテンの向こうに叔父がいるのではと思うくらいリアルである。
物干しざお、そこに元気なころは叔母が洗濯物を干していたのだろうなあ。
門から飛び石を踏んで、玄関にたどり着く。

懐かしくもあり、子供のころの思い出がよみがえりひどく悲しくなって泣いてしまった。

あの家でお正月に親戚みんなが集まったことがあった。従弟が結婚し、新婦をつれてきたときだったろうか。
叔母は料理が好きだったから、正しいお正月料理はそこで学んだようなものだ。

あの頃は、みんな生きていて、祖母もそこにいた。
祖母はそれから間もなく逝き、叔母が逝き・・・、代替わりしたが、少子化で子どもは少なく、親戚が集まることも法事の時ぐらいになってしまった。

祖父母や父母の時代は親やきょうだいのつながりが強く、近くに住むことが多かったので、何かあれば皆で集まっていたが、
今はそんなこともなく、親戚のつながりもますます希薄になっている。

ついでに昔のBFの家も検索してみてみた。
頑固なお父様はご健在なのでしょうかと思う。
二階のあの部屋はあの人の勉強部屋でしたね。
立派な松が今も健在で、時の流れを感じさせないほどです。
で、やっぱり過ぎ去った若かりし頃を思い出し、泣いてしまった。
涙もろい今日この頃だなあ、と。

こんなに時間が経ったのに、あの人の家を忘れずにいる私って執念深いのかもしれない。
あの時あの場所に確かにいた私とあなた、ストリートビューで19××年にさかのぼってみたくなりますよね。

こんな時はショパンのチェロソナタ。
あの頃の私とあなた、若い恋する二人に捧げましょう。







コメント
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