サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

今年もギャグ

2018年01月03日 | サカタだよ
2018年あけましておめでとうございます。世の中からギャグ漫画が消えてコミックエッセイや
萌え系ばかりになってしまったと、1年ほど前しきりに嘆いたり、絶滅危惧種のギャグ漫画を
ひろいあげて慈しんだりしましたが、あいかわらずお先まっくら闇です。2巻が出ないのでは
ないかと危ぶんだチョモランマ服部『今週のかなでさん』の2巻を、お正月に本屋さんで発見
したのは1年前、2017年はじめの明るいニュースでした。


  アヴァルト

本屋さんに行くたび、おもしろそうなギャグ漫画がないかダメもとで探します。『怪物王女』の
光永康則はギャグセンスのあるストーリーテラーで『アヴァルト』もギャグ漫画ではありません
が、少しでもギャグセンスにふれたくて続巻が出るとすぐ読みます。あれよあれよと完結して、
『怪物王女』の新シリーズが始まりましたね。


ふうらい姉妹

長崎ライチ『ふうらい姉妹』の4巻が出て、これが最終巻となってしまいました。続きが読めない
と思うと、とても残念です。絵の下手な啓蒙漫画が売れているのを横目で見ては、漫画にする
意味あるのか。内容は浅いし絵は下手だしと首をかしげる2017年でした。


北斗の拳イチゴ味

それぐらいギャグに飢えているのです。ふざけてるわけじゃなく、ギャグは命なのです。命なしで
生きろというのと、ギャグなしで生きろというのは同じこと。ギャグ漫画の購読は死活問題です。
河田雄志、行徒、行徒妹、近辺の方々にはギャグに励んでいただきたい。本気です。こちらは、
8巻が暮れに出ましたね。


火葬場のない町に
鐘がなる時


ホラーなんですけどね、絶対に笑わせようとしてる箇所がある。みとず町の冥奴様の「ワルイコ」
とか1巻からずっとツボです。ホラーはつきつめるとギャグすれすれになりますね。こちらも11巻
が暮れに出ましたね。


天に向かってつば九郎

特定の球団のマスコットが主役だから、どうなんだろうと怪しみながら『がんばれ!!タブチくん!!』
の例もあるしと買って読んだら、おもしろかった。今後、もし2巻を見かけたら読みたい。なんて
思っていたら昨年11月に2巻が出たので、ありがたく読みました。


目玉焼きの黄身
いつつぶす?


生ビールと瓶ビールの考察なんてギャグというより実用の領域だから酒場に行くたび思い出し
ついつい試したくなります。 (読んでなきゃ何のことかわからないと思いますが)


怪獣酒場2nd

3巻まで出たところで急にリニューアルして、2ndの1巻が出たときに「つまらなくなっていたら
どうしよう?」と、おっかなびっくり読みましたがとくにつまらなくもおもしろくもなっていません。
意識高く見られたい系のネタが好きです。


憑依どーん!

2017年も半ばを過ぎて、やはり日本のギャグは死に絶えたのだろうか、つまり世界のギャグは
滅びたのかと思いかけたとき、本屋さんの片隅にあった『憑依どーん!』を見つけて、少し元気
になりました。徹頭徹尾、完全に下ネタですけどね。あざとくないと出版してもらえない世の中の
せいですね、半分くらいは。


信長の野望~ん
  ー創造ー


変なタイトルの、ほりのぶゆきの漫画を古本屋さんで見つけたのは秋風が冷たく吹きすさぶ頃
でした。埋もれた旧作に出会ったと思って、買って読んだら新刊本でした。見分けがつかない。
平成にリボーン(再生)した、のぶちゃん(織田信長本人)のニート生活をおもしろ悲しく、濃ゆく
描いた真性ギャグ漫画。ほりのぶゆき、20年以上前から好きです。画業30年だそうです。

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