教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

センダン咲く水辺の生き物たち

2021年05月29日 | 自然

数年ぶりに水のきれいな公園へ行くと


ちょうどセンダンの花が満開


枝がしだれていたので愛らしい花を間近に見ることができました。


こんもりとしたヤマボウシをしばらく楽しんだあと


小川をじっくり見ることにしました。
ここに来たのは翅色が素敵なカワトンボに会うためです。

あちこち見てもおらず、時期を外したかな~と諦めかけたころ


いました♪遠くのトキワツユクサにひっそりと
褐色の翅に白い不透明斑のニホンカワトンボ


いつも見ている地域のアサヒナカワトンボにこの翅色のものはいません。

日のあたらない側の小川を見ていくと


大きい!モクズガニがいました。


体長40mmほどの魚も。カワムツとかオイカワの稚魚なのかな?


水辺の葉の上に赤褐色の縞縞模様、長い触覚を持つ甲虫がいました。
何だろう?


すぐ近くに黒いものもいたのでパチリ。

帰宅してからコメツキムシの仲間やハムシの仲間を探してもおらず
ようやくわかった名前はヒゲナガハナノミ。

ナガハナノミ科、の甲虫がいることを初めて知りました。
赤褐色の立派な触覚を持ったほうがヒゲナガハナノミのオス、
黒い方がメスのようで、ヒゲナガハナノミの雌雄がいたということは
恋の季節なのかもしれません。幼虫は水生なのだそう。

センダンの実が大きくなった頃また来よう。
その頃には大勢にワクチンがいきわたっていますように。


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