京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ブラックベリー

2021-06-15 21:57:23 | 美味しい♪

ブラックベリーの実が赤く色づき始めました。

        

        まだ花も少し咲いているのに、早いものは花が咲き終わるや色づいていきます。    

        美味しそうなグラデーション!

              

              もう黒ずんだ実もあり、いつごろ収穫するのでしょう。               

              花が咲き始めたのが5月の初旬(5月14日にUP)花をめでて、

              実を眺めて、2か月位後に摘み取り。 

              お口に入るまで3ヶ月間のお楽しみ。                      


泰山木

2021-06-14 23:04:54 | 季節のことば

泰山木の花と出会いました。

        

        おとといのことです。通り抜けようと思った路地が行き止まりになっていたため、

        遠回りを余儀なくされたのですが、通ったことがなかったその道で、泰山木の花を

        見つけたのです。カメラに収められそうな枝にしっかりと巻いたとんがり帽子の

        ような 蕾が! あしたではまだ咲かないだろうな、と一日置いて今日になって

        見に行ってみました。なんと少し黄ばんで今にもはらりと散りそうな姿。

        昨日、来るべきでした。

        

        雄しべはぱらぱらと崩れ落ち雌しべはくるりとカールしたおしゃれな姿に

        なっていました。

        直径20cmにもなる泰山木の花言葉は「前途洋々」だそうです。

        泰山木の前途って…? でも圧巻の貫禄は何か未来が開けているような

        頼りがいを感じてしまいます。                    


花ざくろと実ざくろ

2021-06-10 22:13:23 | 季節のことば

青葉の間に朱色が目を引くのはザクロの花。

        

        梅雨の頃、煙る小ぬか雨の中で、点々と灯をともした様に明るく咲く姿が

        目を休ませてくれるものだが、今年はカンカン照りの陽ざしに朱の色も

        かすみがち。

        

        以前はご近所に八重のザクロの木があって、くしゃくしゃの和紙のような花を

        つけて、梅雨空に鮮やかな色気を醸してくれていたのだが、家を建て替えて

        そのザクロの木もなくなってしまった。花ザクロは実が成らないけれど、

        花が大きくて見ているのが楽しい。一重の花のザクロは花数が多く、

        実を結ぶので、こちらは実ザクロと言われているそうだ。


山法師(やまぼうし)

2021-06-07 21:29:29 | 季節のことば

山法師の木が何本か並んでいる。ふと見ると花びらが多い花が!

        

        花びらが4枚が普通。花びらといっても本当は総片苞という葉なのです。

        中心にあるまるいぽつぽつとしたものが花、20~30個位かたまって

        いるそうです。八重の山法師もあるそうですが、それは木全体が八重で、

        しかもプラス4枚の花びらが多いそうです。この木の花は変異した花

        なのでしょうか?

        豪華に見えます。なんか得した気分


そう言えば、フェイジョア

2021-06-06 21:43:26 | 季節のことば

昨日 PassyさんのブログにUPされていたフェイジョア、そう言えば、我が家のご近所のフェイジョアは

今年はどうなっているのだろう?

        

        そう、私があまり出歩いていないからまだ会っていないんだ…。

        朝からの雨が午後になってやんだので、どれどれと重い腰を上げる。

        我が家からすぐ近いマンションの植栽なのに、意識しないと通らない道、

        というより買い物に行く時は必ず通るけれど、車で通り過ぎてしまう。

        今日歩いてみてがっかり、3本もあるフェイジョアの木に花がほとんど

        咲いていなかった。だから目に付かなかったんだぁ。枝があっち向き

        こっち向きに伸びているから、剪定しなかったんだね。

        3年位前にこのマンションが建って、植栽にフェイジョアが植えられて

        いた時はうれしかったのになぁ。今年はちゃんと手入れされることを

        願っている…よそのマンションながら。

        と言うより、Passyさんを見習って、もっと元気を出して歩こうよ!と

        Passyさんに励まされた気がしました。は・ん・せ・い!!

              

              ちなみに去年のフェイジョア。一杯咲いて、とてもきれいだったのに。

        

 


ダリア

2021-06-03 22:26:51 | 季節のことば

ご近所友が庭に咲いたダリアの花を分けてくれました。

        

        よくよく見るとなんとも豪華な花です。

        日本に入ってきたのは江戸時代、1842年(天保12年)にオランダ船に

        よってもたらされたと言われています。すごい! そこまで解っているんですね。

        なので、和名は「天竺牡丹(てんじくぼたん)」 牡丹よりは菊を思わせる気        

        がしますが…。 原産国メキシコでは国花となっています。

        小学生の時(すごい昔々だ)さつま芋のような球根を植えて一年間、観察日記

        をつけたことがあります。先生が自由研究コンクールとかなんとかに発表してくれて、

        賞をとったことがありました。

        ダリアは大きさ、咲き方、そして色も種類がものすごく豊富で、今や切り花として

        人気ですが、かつては庭のすみや、畑の横に植えられていて、おしゃれ感のない花

        でした。そんな身近さもあって、なんとなく懐かしい気がする花です。

        

 


沙羅

2021-06-02 21:46:52 | 季節のことば

沙羅の花 捨身の落花 惜しみなく   石田 波郷

        

        沙羅は夏椿とも言われる。一日花なので、咲きたてのようなきれいな花が、夕方には

        ほとりほとりと地に落ちる。まさに潔い捨身を思わせる落花、落ちた花も絵になる。

        片づけるのがしのびない。

        

         褐色(かちいろ)の 根府川(ねぶかわ)石に

          白き花 はたと落ちたり

          ありとしも 青葉がくれに

          見えざりし さらの木の花   「沙羅の木」 森鴎外

 

        梅雨の季節に雫を溜めつつ、いよいよ白く凛と咲き、潔く散る沙羅の花を見ていると、

        梅雨だろうがコロナ禍だろうが、うつうつとばかりはしていられない、さあ、前を

        向いて!と言われているような気がする。

        白絹のようなこの花がそんな勁さを感じさせるのが不思議だ。               


「愛情物語」

2021-06-01 23:02:33 | ちょっと立ち話

昔々、何十年前のことだろう、再(再かも?)上映を友人と見に行ったことがある。

        

        BSNHKで昼間、昔の名画を放映しているけれど、なかなかその時間にじっと

        テレビを見ている機会は少なく、見たいと思った映画も見過ごしていた。

        番組欄に「愛情物語」を見つけて、今日ならみられる!と久しぶりに

        テレビの前にず~と座り込んでいた。

        全編に流れるピアノの調べ、特にショパンのノクターンがステキで感動した思いは        

        残っているけれど、場面の大半は記憶になかった。筋さえも忘れてしまって

        いたのだが、鮮明に心に残って忘れられない一場面があった。

        キム・ノバックが真っ赤なレインコートを着て赤い傘をさして雨のセントラル

        パークでデートする場面だ。あ~もうそろそろだ、と思っていたのに、

        踊るように歩くキムの姿は出てこなくて、赤いレインコート姿のキムが

        柵に座っている(?)姿がちょっこと写っただけ、前後のつながりがわかんない!? 

        ウッソ―、切られた? 私にとっては最高の名場面だったのに!        

        この映画にとっては、息子と連弾するこのラストシーンが最高の場面なんでしょうけど…

        編集ナシの「愛情物語」をもう一度見たい!