京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

さくらんぼ大好き♪

2009-06-20 23:17:20 | 季節のことば
山形のさくらんぼ到来 今年は早い

        
        さくらんぼは小アジア原産の西洋実桜(せいようみざくら)の実。
        明治の初めに日本に入ってきましたが、一番美しい実ではない
        かなあと思っています。

        
        山形県は東根の「佐藤錦」
        「佐藤錦」は東根の篤農家・佐藤栄助氏が16年の歳月を
        かけて生み出した夢のさくらんぼ。
        

        
        甘味が強く日持ちがする、最高のさくらんぼ・佐藤錦、
        やはり一番人気です。

        
        私が小さい頃、、大きくて日持ちがするのでさくらんぼの
        王様とされていたのがナポレオンというさくらんぼ。
        憧れでした。だってさくらんぼ自体、簡単に買える物では
        なかったのですから。
        
        
        三つ子ちゃんのさくらんぼ。三つごと口にポイと放り込める
        時代になってうれしい 幸せな季節です。
  
        さくらんぼ六月生まれ讃(たた)ふべし 轡田 進

        そういえば昨日6月19日は太宰治の命日、「桜桃忌」でした。
        太宰の死の直前に書かれた「桜桃」に因む忌名です。
         ― 蔓を糸でつないで首にかけると、桜桃は、珊瑚の首飾り
           のように見えるだろう。  「桜桃」より
         
       

紫陽花一面

2009-06-19 23:27:59 | 季節のことば
本土寺の境内は紫陽花に埋め尽くされています。

     
     本堂前から見下ろすと、紫陽花畑という感じ。
     みんな埋もれてしまっています。

         
         お堂の前は紫陽花が並んでお出迎え。


薄水色の一群。

         
         薄紫のガクアジサイ、中心の青との取り合わせがシック。


紫陽花色ってこんなイメージかなあ。

         
         赤紫、臙脂色かな、紫陽花としては珍しい色。
         大人っぽくていい色だと思うけど…


菖蒲池のある庭に向かう坂道は白い紫陽花。

         
         真っ青な紫陽花も涼しげでいい。


ピンクの大玉の紫陽花群。

         
         紫陽花の向こうは菖蒲池、菖蒲は終わりかけでした。


紫陽花の寺

2009-06-18 22:55:56 | 季節のことば
千葉県松戸の本土寺で一万株の紫陽花を堪能してきました。

            
      広い境内を埋め尽くす色とりどりの紫陽花。
            五重の塔との取り合わせが絵になる。

        
昨日の雨の名残をまだ湛えたような淡いブルー。


ギザギザ…ピンキング鋏で切り抜いた花びら

        
        大小2重の萼に包まれた花。


恥ずかしげに頬をそめたような微かなピンク。

        
        薄い草色とピンクのグラデーションは若々しい。


前の色づき始めた花の大人の色。珍しい紅色。

        
        透明感のある、高潔な真っ白にうっとり。


素朴な額アジサイ、真っ赤になる「紅」でしょうか。

        
        ブルーと紫のベーシックな紫陽花。やっぱり紫陽花らしい。

        

やさしさに包まれたなら♪

2009-06-17 22:19:10 | 季節のことば
雨上がりの庭で くちなしの香りの 
  やさしさに包まれたなら きっと
  目にうつる全てのことは メッセージ    by 荒井由美

        
        東京は夕べ、空の水がめの底が抜けたかのような大雨でした。
        今日の、時折カッと射す夏の日差しに白さがひときわ
        まばゆいクチナシの花でした。

        
        一重のクチナシの方が早咲き、すでにかなり黄ばんで
        しまっているようです。


甘いかぐわしい匂いに、目をやればやっぱりクチナシ。
塀の上に白い花がこぼれるように咲いています。


この八重のクチナシは少し変わり者
花びらがたくさんあって、とんがってる


八重のクチナシには実がならない。たくさんの花びらを
咲かせるのにエネルギーを使うからでしょうか、なんて
全然生理学的根拠のない発想ですね

        
        今、我が家のリビングもクチナシのやさしさに包まれています。
        フラワーショップに並んでいるクチナシは園芸種の大きな八重。

        
        香りも強くて開いた直後はむせるようでした。
        フエルトのような肉厚の花びらの巻き具合が見事。

        
        クチナシ:アカネ科日本・中国・台湾原産

        くちなしの香りや静かな木洩れ陽のやさしさに包まれたなら
        目にうつるすべてのことはメッセージだとユーミンは
        言っています。奇跡はおこるよって。
                        

和菓子の日

2009-06-16 22:21:01 | 季節のことば
6月16日は「和菓子の日」。
その由来は平安時代に遡ります。疫病が蔓延していたために848年、仁明天皇が
元号を嘉祥と改め、6月16日に16に因んだ菓子・餅を神に供えて健康招福を祈りました。
この神事がやがて宮中の年中行事となったということです。

        
        6月の代表的な和菓子「水無月(みなづき)」です。
        白い外郎(ういろう)に小豆を乗せ、三角形に切ったお菓子。
        小豆は邪気を払う意味があり、三角形は氷を表している。

        邪気を払う小豆が使われたのは、6月30日の水無月祓いに
        必ず食べるお節菓子だからです。

        この三角の小さな和菓子になんとたくさんの重々しい薀蓄
        が含まれているのでしょう
        6月にしか食べられない和菓子なので、6月を待ってすぐ
        食べました

        
        ヒメシャガ:アヤメ科
        シャガより小さくて優しいイメージなのでヒメが付きました。

        
        黄色の斑紋と紫の脈がある、薄紫色も高貴な姫の名にふさわしい。

        
        朝咲いて夕方にはしぼむ一日花。はかなくもシャキっとした
        姿も姫らしい。

        梅雨空に楚々としながらもあでやかと思ったら、もともと
        山野の湿地を好む花だそうです。
   

大きな木の小さな花

2009-06-15 22:30:04 | 季節のことば
一つ一つの花はこんなに小さい。軽井沢で撮った花たち。

        
        マユミ:ニシキギ科
        マユミの花をこんなに大きくして見た事なかったなァ。
        花びらが4枚、雄しべが4本、真ん中の緑の部分が雌しべ。

        
        やがて四角い実となり、秋には莢がはじけて中の真っ赤な種
        が顔を出す。地味な花に比べて赤い実をつけたマユミの木は
        目立つ。

        
        アキグミ:グミ科
        今ごろ薄黄色の小花を咲かせ、晩秋に6mm位の赤い実を付ける。
        実はグミの種類の中では一番甘いそうだ。
        栽培種のナツグミの実はさくらんぼのようにぶら下がるが、
        アキグミはぶら下がらずに枝いっぱいに付く。

        こんなにたくさんの花が咲いていたら、さぞかし実もたくさん
        生るでしょうね。

                
        ナナカマド:バラ科
        バラ科はやっぱり可愛い。シモツケ、ユキヤナギ…似ています。


ご近所でも小さな、木の花咲いています。
        
        ムラサキシキブ:クマツヅラ科
        ムラサキシキブは本来山野に生える落葉低木で3m~5mにも
        成長する。

        
        この木も近所の家の塀から高々と姿を現して、小さな紫の花が
        点々と見える。
        英名がJapanese beautyberry(日本の美しい実)と言うそうで
        なあるほどと思う。
        

夏はゼリー

2009-06-14 23:29:56 | 美味しい♪
ゼリーは見た目にも涼しげ、目で食べてしまう…

        
        軽井沢で見つけたフルーツゼリー。あまりの美しさに
        つい買ってしまいました(ホントはゼリーは余り好き
        ではない


これ、2段になっていている、すごい
上には丸くくりぬいた黄桃が並べてある。

        
        下には、キウイやぶどうも入って水玉模様。


白桃とブラッドオレンジが織り成すストラオプ柄

        
        上から見るときれいな巴に。


真っ赤なさくらんぼが一つ入るとグッと可愛くなる

        
        フルーツちゃんを優しく抱き寄せる輪切りのオレンジ。

どのゼリーもフルーツいっぱい。フルーツを寄せるためにゼリーで固めたと
 いう程度のゼリー部分で、フルーツを食べている感じでした


男性にはこっちの方がいいかも。ビールのゼリー

        
        OTTOが貰ってきました。ビールの味はそんなに感じられない。
        面白いけれど、ビールで飲んだほうがいいかな 

       

ハンカチをどうぞ

2009-06-13 23:38:08 | 季節のことば
今日は暑かった 
この真っ白いハンカチでどうぞ汗を拭いてください

        
        ハンカチの花。正式にはホワイトコンロンカというらしい。
        白いハンカチは萼で一枚だけが大きく、白くなったもの。
        黄色い星が花。


        ホワイトコンロンカ:アカネ科西南諸島~台湾原産
        コンロンカは崑崙花と書き、崑崙山に降る雪のイメージ
        から名づけられたとか。白と黄色のコントラストが
        キッパリしていて涼しげ。

「ハンカチの木」もあります。
     数年前に小石川植物園で見ました。こちらの方がハンカチらしいかな
     こちら

        
        もうオシロイバナが咲いています。暑いといっても
        少々せっかち過ぎませんか


真夏の夕方に咲く花というイメージなんですが…

        
        だってまだバラが悠々と咲きほこっていますよ。


公園で見つけました、アカンサス・モリス。
根元に大きなギザギザ葉を何枚も茂らせてその上にスックと
茎をなが~く伸ばしています。別名のハアザミはこの葉から
付けられました。花は変った姿です
:キツネノマゴ科地中海沿岸原産。

        
        モントブレチア:アヤメ科南アフリカ原産
        これも7月~9月ごろの真夏に咲く花、緋色の花は
        いかにも真夏の陽射しのイメージですもの。

        夏の花が元気になってきました。あちこちで再会します。


サンゴもいろいろ

2009-06-12 23:55:05 | ちょっと立ち話
ジュズサンゴ、はじめまして

        
        駅前の花屋さんに「山野草入りました」の看板。
        どんな花かと余り熱意ももたずにざっと眺めていた
        ところ、隅っこの方でピッカピッカ赤いランプ

        
        なんて可愛い実

        
        鉢に刺してあるタグを覗くと「数珠珊瑚(じゅずさんご)」
        実の大きさは直径0.5㎝ほど、ツヤツヤ輝いている。
 
        
        房状の花はまた小さくて0.3cmくらい。ヤマゴボウ科と
        聞けば納得の姿です

        
        生まれたての実。花がみんなちゃんと実になりますよ、
        と花がたくさん咲いている鉢を勧められたけれど…

        
        実にならなかったら哀しいので、はじめから実がたくさん
        付いている鉢を選びました。

        原産は北米南部~南米。野生のものは1~2mと大きく
        なり、古くなると木質化するものもあるそうです

        この小ささが可愛くていい

おまけ        
        
        近所の街路樹の根元の馬酔木、可愛い実になりました。


ナンテン・ハンテン・ニャン

2009-06-11 22:57:14 | ちょっと立ち話
ナンテンの花が真っ白

        
        ナンテンの花は米粒みたいな丸っこい花と思っていたけれど
        よくよく見ると6枚の花びらを開き、黄色い雄しべが6本円形に
        並んできちんとした花の形をしているンだあ


随分たくさんの花を咲かせるンだなあ、と感心

        
        雨の中、うっすらピンクを帯びたナンテンの花が目に入った。



近づいてみるとピンクの斑点がびっしり。
こういう種類のナンテンもあるのかと思ったが…

        
        調べてみると、蕚(がく)は3枚づつ輪生し、多数あるという。
        蕾の写真をよくよく観察した結果、蕚の先端が赤みを帯びて
        いる。それがピンクの斑点のように見えるのだ 納得



ファミリー猫がよく家族揃って日向ぼっこをしていた
駐車場には時々大きくなった子猫が単独で日向ぼっこ
をしていたが、この子猫ちゃんは駐車場の真ん中に悠然
といつも寝ている。

        
        お父さんのDNAを一番受け継いだ子なのでろう。
        この父、どこでもいっつも堂々と寝ているモン

        東京もとうとう梅雨入り、雨の晴れ間に一時の甲羅干し