京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ガレット・デ・ロワ

2006-01-07 17:21:21 | 季節のことば
フランスでは1月6日にガレット・デ・ロワという
お菓子を食べてお祝いをするという。
この日は公現節といい、三人の博士がキリストを
礼拝した日で、いわばフランスのお正月のようなもの。
ガレット・デ・ロワはアーモンドクリームを
パイ生地で包んで焼き上げたケーキ。
中にフェーヴという小さい陶製の人形が入っていて、
切り分けた時にフェーブが出てきた人は
その日は王様、今年のラッキーマンです。
フェーヴとはそら豆のことで、私が買い求めた
「アンリ・シャルパンティエ」では、そのルーツに
従ってそら豆が入れてあった。
勿論フランスから取り寄せたという陶のフェーヴも付いていた。

この頃はガレット・デ・ロワもあちこちの
ケーキ屋さんが作るようになったが、10年ほど前、
友人の家で新年会をした時に、友人が福岡の
「16区」というケーキ屋さんから取り寄せたという
ガロット・デ・ロアを用意してくれた。
皆、はじめて知ったフランスのお正月の伝統に
優雅で楽しいお祝いをしたのだった。



さて、今日のガレット・デ・ロワのそら豆は
誰のお口にはいったのでしょうか?