京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

軽井沢の秋

2018-09-21 21:06:39 | 小さな旅
軽井沢の高原は秋たけなわ。

        
        街を離れれば、そこここでコスモスが高原の涼風にゆらゆら。こんなに秋が似合う
        花なのに、生まれは熱帯アメリカというのがちょっと不思議。

              
              ガーデニングとは違う素朴な美しさが郷愁を誘う。

        
        コスモスの一群れは、懐かしくて優しくて、まさに日本の秋を象徴する風景です。でも
        日本に伝わったのは明治12年のこと、日本人の好みに合ったのでしょう、瞬く間に
        国中に広まりました。なにしろ、秋桜ですものね。

        
        そして、稲の穂が黄色くなってこうべを垂れ始めた田圃のかたわらでは、蕎麦の花が
        一面に白い絨毯を広げてていました。

              
              蕎麦は痩せた土でも育つときいたけれど、ほんとにのびのびと育って
              すがすがしい風景を作っています。

        
        さすがに信州には蕎麦の畑がおおいこと! 新蕎麦の季節が近い時期になったんですね。

        
        畑のあぜ道でクサフジを見つけました。

        
        これはイチイの実ね! 懐かしい!札幌にいるころイチイの実が真っ赤になると 雪が
        舞う日も遠くないなぁと感じるものでした。イチイは一刀彫に使う一位のこと、そして
        アララギという呼び名もあります。イチイの実は札幌で初めて目にしました。

        東京では感じられない秋風景を肌で感じてきました。