京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

林 真美子 展

2017-01-14 23:52:08 | ギャラリー
今年初めて出かけた作品展は林真美子さんの器展、銀座エクリュで開催されています。

    
    
    林真美子さんの図柄は「線」と「市松」。カップの周り線がびっしり。精密でシャープだ  
    けれど、気品と温かみを感じる。なぜか惹かれている作家さんの一人。

        
        エクリュさん独特の展示の仕方。ドアを開けて中に入るとまず小物がこんな風に
        並んでいます。

        
        突当りの壁の棚。マグカップ、そばチョコ、盃など、目移りするものばかり。

        
        窓側のテーブルには皿物。窓際に並んでいる子のカップ、買いました。ウイスキー
        タンブラーだそうですが、初めから目をつけていました。

        
        DMの宛名が描かれているほうに写真がのっていて、見た時に、どんな質感か
        想像がつきませんでしたが何となくいいナ、と思ってしまいました。
        下の部分は金属をひらうちしたのだと思いましたが、銀をかけて削ったのだそうです。
        やはり細かい仕事です
        じつは、私はこれにオリーブの実の酢漬けを入れようと考えているのです。
        もう一つ、市松模様のお皿を買ったのですが、見本のため、後日配送してくれるそうです。

        
        エクリュさんのある奥野ビルは銀座一丁目にあり、建てられた当時の姿をそのまま
        残してる名物ビル。昔は旧銀座アパートと呼ばれ、高級アパートだったそうです。
        この写真の場所は階段を昇っていくと隣にも階段が見える。不思議なスペースだなァ
        と思っていましたが、奥野ビルは1932年と1933年に左右対称に2棟建てられた
        そうです。ああ、それでなんだ、と謎が解けました。
        建物もアート作品のような奥野ビルです。