

さざんかがもう咲きはじめた。さざんかは初冬を感じさせる花、朝晩が肌寒いのも
仕方ない、もうすぐ冬がくるのだから

見上げると赤い実が点々と。ナツメの実が色づいている。ご近所で見かける
ナツメの木はどんどん背が伸びて、実が見つけにくくなった。

ナツメ:クロウメモドキ科

中国では3000年以上前から食用として栽培されていたという。日本でも、
万葉集に詠まれているので、奈良時代には渡来していたとみられる。

母の庭でも秋の草花が終りを迎えている。
秋明菊は八重の紅色、庭一面に領土を広げていたけれど、連日細い花びらが
ハラハラ散っている。
シュウメイギク:キンポウゲ科


今を盛りと群れ咲いていたホトトギスも、もう咲き切ったようだ。

そしてバトンタッチされたのがツワブキ。

直立した茎にパッと開いた黄色い花は寒風の中でひときわ目立っている。
ツワブキ:キク科

なったともいわれている。
