京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

安芸の小京都・竹原

2013-12-09 22:20:31 | 
西条から30~40分、竹原に寄りました。
行ってみたいと思っていたので、OTTOがコース設定している時にリクエストしました。

        
        竹原は平安時代に京都下鴨神社の荘園として栄え、その歴史と町並みから「安芸の
        小京都」といわれています。

        
        この建物は「春風館」
        頼山陽のおじ・頼春風の家でした。頼春風は大阪で医学と儒学を学び、竹原に帰郷後、
        医業を開業。また製塩業の経営にも乗り出し、町の子弟の教育に力を注ぎました。
        頼山陽って、竹原の出身だったんだァ。

        
        竹原が製塩業の盛んな町というのも知りませんでした。江戸時代後期に製塩と酒造で
        栄えた頃の屋敷や仏閣が今でも当時のままに残されています。

              
              飴色の格子窓や塗りごめ壁など贅沢な細工も施されています。
              カメラをどう傾けてもどっかの縦線が傾いている。玄関が傾いて
              いるのか、窓が傾いているのか…。しょうがないネ。

        
        格子窓の受け壁には透かし彫りや彫刻が施されていることが多い。

        
        タイムスリップしたような町並みには観光客も少なくゆっくり風情が味わえます。
        地元のボランティァらしきガイドさんが小さなグループを連れて、町を案内していました。

        
        竹鶴酒造。江戸中期から小笹屋の屋号で塩造りをしていたそうです。享保年間に酒株を
        得て酒造りも手がけるようになりました。竹鶴と聞けば、そうです、ニッカウヰスキーの
        創業者竹鶴政孝氏を思い浮かべますネ。ここは彼の生家だそうです(彼は分家筋の出
        なので、実家ではないそうです) 

        
        中で何種類か試飲させてもらいました(勿論私が!アッシー君はダメダメ
        全くの好みで左から4本目の純米吟醸「竹鶴」を選びました。ちょっとまったりしていて
        ウマイ!という感じでした。

        今夜は京都。夕ご飯が予約してあるのでちょっと急がなければ 300km弱ありますから。