京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

錦帯橋&広島

2013-12-07 22:34:57 | 
旅の3日目、岩国の錦帯橋へ。

        
        日本を代表する木造橋。中央の三連は迫持式(せりもちしき)といわれるアーチ構造、
        両端の二橋は反りをもった桁橋構造。全長193.3m、幅5m。
        (マイデジカメで橋の全容を美しく撮るのは無理!)
        
        
        初代岩国領主・吉川広家が横山の頂に城を建てて以来、城下町と城をつなぐ橋が錦川に
        架けられたが、錦川の洪水によりたびたび流失していた。

        
        第3代領主の吉川広嘉は洪水に耐えられる橋を作るべく、情報を集め、調査研究をし、
        1673年に児玉九郎右衛門の設計により5連の橋が完成した。

        
        しかしこの橋もその翌年に洪水で一部が流されたが、橋台を強化することでその後の
        流失はなくなった。

        
        1950(昭和25)年の台風によって橋はまたもや流失、1953年に再建された。
        2001年には平成の架け替えが昔ながらの木組みの工法で行われた。

        何度も流失していながら、300年の技術と工法を伝承してその美しい姿を維持している
        のは素晴らしいですね。

        
        桜の季節に来てみたい!

次は広島へ。

              
              原爆ドーム。やはり保存と取り壊しで対立したそうです。
              1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。

        
        平和公園の中央にある原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)
        いつもテレビで見ている場所。

              
              平和記念資料館の中で。

              OTTOは広島の平和公園に行ったことがないそうで、日本人として
              見ておかなければならないところだからと今回立ち寄ることを
              熱望していました。

              私は学生時代に一度見学しています。やっぱりショック、
              福島の原発が頭をよぎって、ちょっと怖くなりました。

        
        平和な今を感謝しつつ、夕ご飯は広島お好み焼き。
        広島のお好み焼きは原爆投下で焼け野原になった市街地で営業していた屋台が発祥という。